泉北丘陵に広がる須恵器窯 陶邑遺跡群 の商品レビュー

中村浩【著】

2021/03/28

須恵器は古墳の副葬品として出土する事例が大半である。
形もユニークで、用途を想像するだけでも面白い。
この非常に繊細な形の器はどのような窯で作られたのか、その興味を満たしてくれる内容の本である。
陶邑遺跡群に限らず、工房の遺跡群は非常に興味をそそられる。

2019/09/09

泉北丘陵に広がる須恵器窯　陶邑遺跡群
シリーズ「遺跡を学ぶ」028
中村浩
新泉社
2006年8月1日第1版第1刷発行
ISBN4-7877-0638-1 C1021
第1章　古墳研究の現場にて
第2章　陶邑遺跡群の発掘
第3章　陶邑遺跡群の構成
第4章　文献史料にみる陶邑
第5章　型式編年の方法と陶邑編年