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丸山健二【著】
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私、妹、母、父、伯父、少年など登場人物は名前を与えられないが強烈な個性で読者に人物像を想像させてしまう。また名を持たないことでとても硬質な世界を構築しているのである。さらに名を持たぬことで孤独で閉鎖的な主人公の境遇や気持ちを表すことができるのだろう。
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貧乏な家の長女が一家を支えるのに疲れて家出して、地方に出て失敗して、都会に出て失敗して、結局家に帰ってきたってだけの話が、丸山健二さんの手にかかればクール&メランコリックな美しい世界。