好きと言えなくて の商品レビュー
高校時代の気まずい別…
高校時代の気まずい別れ方をした同級生と、大学で再会。「ゲイだ」とカミングアウトされても何一つ意識せず、普通に付合える関係。「親友」になりたいはずが、どうしてかドキドキしてしまって小川いらさんらしい明るさと繊細さを兼ね揃えてる登場人物が魅力な作品
文庫OFF
大学で高校の級友・大…
大学で高校の級友・大友に再会した智春は、当時自分の不用意な発言から気まずい別れ方をしていた友人関係を修復したいとおもっていた。二人で過ごす時間が心地よく、いつしか智春は自分の気持ちに気づいていく・・・。ちょっとせつなく、可愛いお話でした。北畠あけ乃さんのイラストがいいです。
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初々しい二人の恋物語だった。 智春を想う大友の愛情と、真っ直ぐで素直は智春の可愛らしさが◎。 相手のことを『好き』ではあるけれど、その『好き』の温度差が『好き』だからこそ解らずに、『好き』だからこそ相手に近づけずに居る。 こういうのを無二の親友っていうんだよなぁ……と、思う。 素...
初々しい二人の恋物語だった。 智春を想う大友の愛情と、真っ直ぐで素直は智春の可愛らしさが◎。 相手のことを『好き』ではあるけれど、その『好き』の温度差が『好き』だからこそ解らずに、『好き』だからこそ相手に近づけずに居る。 こういうのを無二の親友っていうんだよなぁ……と、思う。 素敵なお話でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大学二年の春、佐久間智春はバスケ部の勧誘をしていると高校の級友・大友寿志に再会する。 当時親しかった二人は、智春が大友が「ゲイ」であることを不用意にクラスメイトにバラしてしまったことから、気まずい別れ方をしていた。 そのまま転校して行った大友との友人関係を、バスケを通して修復したいと懸命にアプローチする智春に、最初は冷たかった大友も次第に打ち解けていく。だが、二人で過ごす次巻に心地よさを覚え始めたある夜、生理的現象に見舞われた智春は、そのまま大友に触られ達してしまう……。 とにもかくにも、智春は前向きで一生懸命。 ただし、よくも悪くも無邪気で正直なので、大友がゲイだと知っても、偏見はなく「悩んでるのか?」と聞き。 大伴手でしてもらって気持ち好ければ、「またしてほしい」とお願いする……。 正直、智春に気持ちがあった大友からしたらたまったもんじゃないんだろう……と思うんですが……。 それでも、大友は智春のことを大事に思っているから、決して手を出さず、とても紳士。 でも、そんな気持ちを知らない智春は、突然、大友を意識するようになった自分に戸惑ってパニックを起こして、顔も見れなくなっちゃって、悪いと思いつつも自分の頭の中を整理したくて、大友か距離を置こうとするけど、でもやっぱり大友が気になっちゃって……という、とってもストレートな悩み方をしてたので、かわいかったです。 なんかもう、手のひらでぴよぴよパニックを起こして逃げ回ってるひよこみたい。 人を好きになること、が丁寧に描かれた話だと思いました。 穏やかな話が読みたい方にはお勧めです。
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もう何度も読み返してる。 最初の方の脈なしっぷりとか主人公のボケっぷりとかずうずうしさとかがかわいくて仕方ない!
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http://koda.jugem.cc/?eid=2790 http://koda.jugem.cc/?eid=2791
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