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ソクラテス の商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/09/06

田中先生の解釈方法は、法学的に感じられる。 まず答えが先にあるのにもかかわらず、それを資料が証明しているが如く書いているように思われる部分が多い。 哲学の一般的な解釈手法が、まだよくわからないので、他の著者のソクラテスの解釈本や他の哲学者の本を今後も読んでいくなかで理解していこう...

田中先生の解釈方法は、法学的に感じられる。 まず答えが先にあるのにもかかわらず、それを資料が証明しているが如く書いているように思われる部分が多い。 哲学の一般的な解釈手法が、まだよくわからないので、他の著者のソクラテスの解釈本や他の哲学者の本を今後も読んでいくなかで理解していこうと思う。 内容面では、プラトンだけではなく、クセノポンも丁寧に吟味しており勉強になった。

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2022/10/17

ソクラテスの哲学についての話だと思っていたら、ソクラテスの生涯の話しでちょっとガッカリしました(中身をしっかり確認しなかった私のミス…) 哲学者の生涯の話には興味がなかったので、望んでいた本ではなかった。 なので読み切ることができませんでした。

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2019/01/18

ソクラテスとは一体何者だったのか? ソクラテスのメッセージとは? なぜソクラテスは刑死することになり、刑死する必要があったのか? なぜ、2500年も前に生まれた人物が今もこれほどまでに大きな影響を与え続けているのか? 「人が生きる」とは何なのか? ソクラテスという哲人を通して、...

ソクラテスとは一体何者だったのか? ソクラテスのメッセージとは? なぜソクラテスは刑死することになり、刑死する必要があったのか? なぜ、2500年も前に生まれた人物が今もこれほどまでに大きな影響を与え続けているのか? 「人が生きる」とは何なのか? ソクラテスという哲人を通して、 人生の深遠な真理に触れることができる。 一様には答えが見出せないような疑問に、ソクラテスという人物を通すことで洞察するヒントが得られる。 そのために、 ソクラテスという人物を知り深めるために活用できる書。 生き様こそ 人の生命の輝きそのものだ。

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2014/10/29

50年以上前に書かれた本である。図書館のリサイクル市で手に入れた。柄谷さんの「哲学の起源」を読んで、ソクラテスを読む気になった。残念ながら、その哲学にぐっと引き付けられるものがなかった。通勤途中で読んでいたりで、字面だけ追っている場合もある。私の読み方が浅すぎるのかもしれない。割...

50年以上前に書かれた本である。図書館のリサイクル市で手に入れた。柄谷さんの「哲学の起源」を読んで、ソクラテスを読む気になった。残念ながら、その哲学にぐっと引き付けられるものがなかった。通勤途中で読んでいたりで、字面だけ追っている場合もある。私の読み方が浅すぎるのかもしれない。割と読みやすく書かれていると思うのだが、そのためかあまり深く読み込めなかった。「無知の知」のことと、ダイモンのこと、どうして逃げようとせずにそのまま毒を飲んで死んだのか、そのあたりのことはある程度わかったように思う。それと、どうでもいいように思うが、ソクラテスがけっこう性欲が強かったらしいということ。生活的事実については哲学を知る上で必要だったのかどうだかわからないけれど、どうも時代が古すぎて、イメージがしにくい。最近テレビで見た映画「テロマエロマエ」くらいの感じで思っておいてもいいのだろうか。

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2013/12/01

プラトンの著書の副読本らしい。 ソクラテスの人となりを明らかにしようとしているが、 第一章のタイトルにある通り完全に理解は出来ないとしている。 議論をふっかけ相手の考えを否定しまくった人だと聞いていたので、 嫌なジジイだなあ。という印象だったが、それは物事を深く追求し、 お互...

プラトンの著書の副読本らしい。 ソクラテスの人となりを明らかにしようとしているが、 第一章のタイトルにある通り完全に理解は出来ないとしている。 議論をふっかけ相手の考えを否定しまくった人だと聞いていたので、 嫌なジジイだなあ。という印象だったが、それは物事を深く追求し、 お互いの徳を高めるための行為だったことが理解できた。 もといなんとなく分かったような気がする。

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2013/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ソクラテスはなぜ毒杯を仰がねばならなかったか。この問いは、知を愛するとはどういうことか、人間はいかに生くべきかという問題につながっている。著者は、最新の研究にもとづき、ソクラテスの生活、その啓蒙思想、ダイモン、哲学を検討するとともに、アテナイの情報を明らかにすることにより、この問題に肉薄する。

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2013/03/06

(1966.04.30読了)(1966.04.18購入) (「BOOK」データベースより) ソクラテスはなぜ毒杯を仰がねばならなかったか。この問いは、知を愛するとはどういうことか、人間はいかに生くべきかという問題につながっている。著者は、最新の研究にもとづき、ソクラテスの生活、そ...

(1966.04.30読了)(1966.04.18購入) (「BOOK」データベースより) ソクラテスはなぜ毒杯を仰がねばならなかったか。この問いは、知を愛するとはどういうことか、人間はいかに生くべきかという問題につながっている。著者は、最新の研究にもとづき、ソクラテスの生活、その啓蒙思想、ダイモン、哲学を検討するとともに、アテナイの情報を明らかにすることにより、この問題に肉薄する。

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2011/10/18

ソクラテスの人となりの考察。彼の歴史的な背景等が分かる本。この本の記載事項を頭に入れ、彼に関する本を読もうと思う。

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2011/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第一章のタイトル「何をどこまで知ることができるか」は、歴史的な事項を扱う上では基本的な視点である。あたかも何もかもしっているかのように著述することもできるし、断片的な事象を羅列して、推論を展開することもできる。最初に、どの程度の情報のばらつきがあるかを示しておくことは、読者に対して真摯な態度だと思う。 アテナイとスパルタのの戦争であるペロポンネソス戦争の時代のことで、紀元前404年アテナイの無条件降伏で終わったことと、ソクラテスとの関係を、この本で読むまで知らなかった。「スパルタ」は、今では日本語で教育の仕方の名称になっている単語だ。 最初と最後の章を読んだだけでも、ソクラテスが歴史の中で、生き生きとよみがえってくるような気がする。

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2009/10/04

デルポイの神託は告げた。「ソクラテスよりも智慧のある者はない。」しかしソクラテス自身には自分を智者であるとみなすことなどできない。――愛智者ソクラテスはなぜ刑死させられねばならなかったか。そして本当の哲学(愛智)とは何か。歴史的ソクラテスをたずねながら、その答をさぐる。たぶん、現...

デルポイの神託は告げた。「ソクラテスよりも智慧のある者はない。」しかしソクラテス自身には自分を智者であるとみなすことなどできない。――愛智者ソクラテスはなぜ刑死させられねばならなかったか。そして本当の哲学(愛智)とは何か。歴史的ソクラテスをたずねながら、その答をさぐる。たぶん、現代のぼくたちもみな、ソクラテスを死においやったことがあるのです。

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