銀河のワールドカップ の商品レビュー
人並外れたサッカーセンスの子供たちが、既成のやり方で強くなったチームに勝っていく、奇想天外な話。軽い読み物としては面白かった。
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2014年のサッカーワールドカップ。 現地ブラジルはますます盛り上がり、 TV観戦していても、 一点を争う緊迫試合に引き込まれてしまいます。 サッカーのどこがそこまで人を魅了するのでしょう。 私の場合、まず、 一生懸命にボールを追う雄姿に魅かれました。 そして、スピードと人を弾...
2014年のサッカーワールドカップ。 現地ブラジルはますます盛り上がり、 TV観戦していても、 一点を争う緊迫試合に引き込まれてしまいます。 サッカーのどこがそこまで人を魅了するのでしょう。 私の場合、まず、 一生懸命にボールを追う雄姿に魅かれました。 そして、スピードと人を弾き飛ばすような迫力。 これは男子サッカーだからこそ言えるかもしれませんが。 日本は残念ながら予選リーグ敗退でしたが、 4年後、さらにその4年後の日本チームはいいかも。 そんな明るい希望を持たせてくれる、サッカー少年たちの小説でした。 元Jリーガーで、優秀な少年サッカーチームのコーチでもあった花島。 ある事件をおこし、サッカー界から去ってサラリーマンとなっていましたが、 ある時、公園でミニサッカーをしている子供たちに出会います。 小学生5,6年生の少年少女たちですが、 ずば抜けてサッカーのうまい三つ子をはじめ、足の速い少女など、 FCクラスのコーチが眼を付けそうに上手い子供たちでした。 花島のちらりと見せたサッカープレーに、 子供たちは自分たちの所属する少年サッカーチームのコーチになってくれと頼みます。 この子たちを育てて見たいと思った花島は、活動を始めます。 都大会ではまけたものの、8人制サッカーの未来カップで優勝。 バルセロナで開かれるガラクシア杯での優勝を目指すまでになりました。 日本一、世界一、いや宇宙一をめざすサッカーイレブン。 夢見る子供たちと同様、花島コーチも充分なサッカーバカ・・・。 この作品は、スポーツアニメ『銀河へキックオフ!!』の原作だそうです。 どこにでもあるようなサッカー少年とコーチの物語ですが、 サッカーの戦術や試合中の選手の気持ちなどが 詳細に書かれていました。 タイムリーなこの時期に読むと、 ますますサッカーの試合を面白く感じると思いました。 選手も観客もアツくなるのはわかります。 でも、怪我やアクシデントには気をつけたいものですね。 (ああ・・・ブラジルのネイマール・・・悲惨。(T_T))
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臨場感があって面白かったです。 元プロサッカー選手がコーチになり、個性豊かな小学生チームを率いて大会に出る話です。 その小学生達は勿論才能ある子だったりするのですが、扱いに困るような、一筋縄ではいかないような子で、読んでいて楽しかったです。
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日本、ワールドカップ出場おめでとう!ってことで、サッカー小説を読んでみました。ミーハーと言われても構わない。 サッカーと言っても少年サッカーです。 「小説として面白い」という噂は前々から聞いていたのですが、それでも少年サッカーかぁ、どうせサッカーを通じて成長する?的な奴でしょっ...
日本、ワールドカップ出場おめでとう!ってことで、サッカー小説を読んでみました。ミーハーと言われても構わない。 サッカーと言っても少年サッカーです。 「小説として面白い」という噂は前々から聞いていたのですが、それでも少年サッカーかぁ、どうせサッカーを通じて成長する?的な奴でしょって敬遠してました。 が、確かに成長ものではあるものの、もっと色々と示唆に富んだ内容でした。 話としては、無職になった元プロサッカー選手の主人公が、たまたま知り合った少年たちのサッカーに魅せされて、コーチになるところから始まります。 かなり癖があるというか、ふてぶてしい彼らなんですが、「サッカーは楽しいもの」というテーマをもとに、少々の他人への迷惑はかまわないという、はた迷惑なんだけど、痛快さがありました。 で、少年サッカーでしょ?っていう舐めた読者も良い意味で裏切ってくれます。 というより、この話は少年サッカーじゃないとダメでしたね。 少年でも、少女でも、大人でも誰でも平等に本気になれるっていう楽しさがありました。 ただ、僕がサッカーに詳しくなくて、もっと戦術のこととか分かったら、さらに楽しかったんじゃないかなぁと思いました。
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アニメ「銀河へキックオフ!!」が好きでこの原作を読んだ。 最後のガラクシアとの試合は、ページを繰る手を止められず、一気に読んだ。アニメにはアニメの良さがあるが、原作は本当にワクワクヒヤヒヤしながら読めたので、私は原作のガラクシア戦の方が好きだ。
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2013/3読了。 長男と週末恒例の図書館に行った時に、ふと手にとった一冊。著者の川端裕人さんも知りませんでした。 少年サッカーが舞台で、最後にはあの銀河系軍団との対戦にまで辿り着いてしまいます。 スポーツ系の小説はプレイ描写の巧拙が作品の質に大きな影響を及ぼしますが、川端さんは...
2013/3読了。 長男と週末恒例の図書館に行った時に、ふと手にとった一冊。著者の川端裕人さんも知りませんでした。 少年サッカーが舞台で、最後にはあの銀河系軍団との対戦にまで辿り着いてしまいます。 スポーツ系の小説はプレイ描写の巧拙が作品の質に大きな影響を及ぼしますが、川端さんはきっとサッカー好きなんだと思います、ピッチやプレイの様子がイメージしやすく臨場感溢れる楽しい作品でした。 最後も爽やかで気持ち良い読後感の一冊でした。
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NHKアニメ銀河へキックオフの原作の一つ。 ちなみにあたしは虎太派。 ハードカバーで結構厚いので、読み応えあり! 小学六年生の地域サッカーチームの話なんだけど、特にハードな練習風景もなく、最終的にルール付きだけどプロの世界チームに勝つっていうのが凄い。
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正直、選手たちがうらやましい。 「本物の瞬間」というのがピッチの上にあるとしたら、それはこういう試合の中で顔を出す。そして、今まさにその中にいる子供たちに嫉妬する。 (P.117)
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才能豊かな三つ子に、元Jリーガーのコーチ、のちにチームメイトになる選手はワールドクラスと都合良すぎな設定満載だが、サクサク読める。 現在、アニメになっている「銀河へのキックオフ」の原作との事なので、アニメもちょっと見てみようかと。
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面白い!一気に読んでしまった。 サッカー小説は初めて読んだけど、躍動感が合って頭の中で イメージしやすい文章でした。 サッカー好きにはお勧めです♪
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