やさしくわかる化学のしくみ の商品レビュー

齋藤勝裕【著】

2012/09/24

化学の基礎を解説するという本書。
私自身の高校化学の知識を鑑みて、確かに各章の前半セクションは化学の基礎的部分を解説したものといえる。
しかし、各章ともに後半に差し掛かると、かなり難しい解説になっているように感じた。
もともと、見開き１ページで簡単に説明する構成になっているので、前半部分においても、「なぜ？」という疑問がたくさんわいてきて、言葉足らずな漢字が否めない。
高校化学の知識がある人が、さらなる化学へのとっかかりにするために読むべき本のような気がした。

2011/04/14

「トリガーワード」
【①放射能②核分裂③味の素④浸透圧
⑤ポリエステルとナイロンの違い⑥セルロース
⑦宇宙の始まりは水素】

今話題の原子力発電について書いてありました。このために
本を読んだわけではありませんが、ど～も好奇心が反応！！

　質量数の大きい原子核が、いくつもの小さい原子核に分裂
する反応を核分裂といい、原子炉の燃料に使われるのは
ウラン235U。原子炉のなかでは、中性子がウランと反応し、
ウランから飛び出た中性子が、さらにウランと反応する
(連鎖反応)。このサイクルが繰り返され大きなエネルギーが
発生する。

　ビリヤードで例えるなら、中性子が手玉でウランが
ナンバー付きのボールで、玉突きが連鎖的にねずみ講方式で
拡大して爆発って感じでしょうか！！！