1,800円以上の注文で送料無料

最後の晩餐の作り方 の商品レビュー

3.2

12件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

ユニークな考え方で、…

ユニークな考え方で、話を進めています。まあまあですね。

文庫OFF

2018/06/19

【G1000/14冊目】読みづらい嫌味な蘊蓄に溢れた文を読んでると思ってたらいつの間にか人が死んでた。何を言っているのかわからないし、なんでこんな展開になったのかわからないが、もう一度読み返す気力もない。多分一生わからないまま終わる。ただ、これが死ぬまでに読むべき本なのかどうかは...

【G1000/14冊目】読みづらい嫌味な蘊蓄に溢れた文を読んでると思ってたらいつの間にか人が死んでた。何を言っているのかわからないし、なんでこんな展開になったのかわからないが、もう一度読み返す気力もない。多分一生わからないまま終わる。ただ、これが死ぬまでに読むべき本なのかどうかは議論が分かれるところ。

Posted byブクログ

2018/06/17

インテリっぽい男の人の、食を絡めたエッセイ風で話は進むが、出てくる人がどんどん死んでる怖い話。根本は芸術家で大成してるけどガサツな兄ちゃんへの嫉妬心なのか?ネウロの作者に漫画化してもらうとハマりそう。

Posted byブクログ

2016/03/31

読む人によって好き嫌いが分かれそう。私は好きです。電車で、家で、何度笑わせられたか。もう食べられないと言ってるにも関わらず、無尽蔵に高級フランス料理が皿の上へ乗せられていく感覚でした。もったいない……オチが途中で分かっちゃったのがひとつ残念かな。

Posted byブクログ

2012/09/22

饒舌という言葉すら生ぬるいほどしゃべりまくる主人公がしゃべりまくる本。 物語は大河の流れのごとく、悠然かつ底が見えぬまま語られていくが、ところどころで異質なものが浮かんでいる。その異質なもの(主に死体)が本来物語の筋になるべきなんだろうが、あえて主人公が独白に徹することで異常な世...

饒舌という言葉すら生ぬるいほどしゃべりまくる主人公がしゃべりまくる本。 物語は大河の流れのごとく、悠然かつ底が見えぬまま語られていくが、ところどころで異質なものが浮かんでいる。その異質なもの(主に死体)が本来物語の筋になるべきなんだろうが、あえて主人公が独白に徹することで異常な世界を作り出している。 主人公タークィンの博覧強記ぶりは一読の価値あり。

Posted byブクログ

2012/08/26

とにかく饒舌な本というのが第一印象。 壮大なお喋りの煙幕が張られている中、物語が進んで行きます。 最初いちいちそのお喋りに付き合ってたら疲れてきたので、聞き流すようにしました。 すると所々、妙な違和感を感じる箇所が。 その違和感を繋げていくと頭の中に物語が広がる。そんな本です。

Posted byブクログ

2012/07/23

再再読ぐらい 一文が長く意図がつかみにくいので読むのに集中力が必要ですが 一生懸命読む価値のあるラストだと思います

Posted byブクログ

2013/05/11

一つの事を語り出したと思ったら、次から次へと関係ない話に派生してそのまま1章が終わり、次の章の最後でいきなり結果だけ出てきたり。本文がどれかというところを探せないと全く読むことが出来ない本。読了まで集中するのは困難な気がしますけど、どのあたりに面白さがあるのか分からなかった私は読...

一つの事を語り出したと思ったら、次から次へと関係ない話に派生してそのまま1章が終わり、次の章の最後でいきなり結果だけ出てきたり。本文がどれかというところを探せないと全く読むことが出来ない本。読了まで集中するのは困難な気がしますけど、どのあたりに面白さがあるのか分からなかった私は読解力がないんでしょうか。

Posted byブクログ

2012/03/31

三回読み返して、ようやく粗筋がつかめた。 何度読み返しても、その度に新しい場面に出会う気がする。 フランスかぶれ、ストーカーまがいのダンディな天才を気取るおじさんが、 ひたすら料理の薀蓄を足れる。 その合間合間に過去の陰鬱な描写や、齟齬のある現実の説明が入る。 気に食わないと...

三回読み返して、ようやく粗筋がつかめた。 何度読み返しても、その度に新しい場面に出会う気がする。 フランスかぶれ、ストーカーまがいのダンディな天才を気取るおじさんが、 ひたすら料理の薀蓄を足れる。 その合間合間に過去の陰鬱な描写や、齟齬のある現実の説明が入る。 気に食わないと思いつつ いつのまにか頭の芯がとろけきって、アイスクリームのようになってしまいます。

Posted byブクログ

2011/09/08

食通の語り手が季節ごとのメニューを取り上げつつ、その料理を巡る思い出や様々な薀蓄を傾ける料理エッセイ。 ……と見せかけた、れっきとした小説。 正直序盤は一文の終わりが見えない、うねるような文体がかなり読みづらかった。だがそれが「文章」ではなく、ボイスレコーダーに記録された「音声」...

食通の語り手が季節ごとのメニューを取り上げつつ、その料理を巡る思い出や様々な薀蓄を傾ける料理エッセイ。 ……と見せかけた、れっきとした小説。 正直序盤は一文の終わりが見えない、うねるような文体がかなり読みづらかった。だがそれが「文章」ではなく、ボイスレコーダーに記録された「音声」だと知って納得。なるほど、語り口調という設定だからこうまとまりがないのか。 その設定が分かった後は、偏執的なくどい文章も、あちこちに飛ぶ話運びにも徐々に慣れていった。まあ読みづらさが減ったわけではないのだが、音声を再生しているつもりでページを繰ると、こういう話し方の人いるなあ、などと思いつつ"聞ける"。 食通の語り手が並べ立てる、料理への薀蓄、さまざまな知識には圧倒される。残念ながら私にはそういった知識は全くないため、その薀蓄の何処まで本当なのか、彼の選んだメニューが食通にとって正当なのか突飛なのかどうかも分からない。もしかしたら、語り手を特徴付けるためにメニューにも暗示的なものが散りばめられてるのかもしれない。 そして料理話の合間合間にさらりと挟まれる思い出話や現在の話。軽く触れられるだけのその内容を繋ぎ合わせていくうちに、語り手の全貌が見えてくる。 あまり詳細に書くと面白みがなくなるのでこの辺りにしておくが、巧いなあとは思った。ただ、「春」の中盤辺りでは、文体の読みづらさと料理薀蓄に食傷気味になり、読むスピードが落ちてしまった。 個人的には「一気に読む」本ではないと思う。秋の夜長にアルコールと軽食でも置いて少しずつ語り手の話を楽しむのがお薦め。 あと、手に取る際は、できれば裏表紙のあらすじやamazonの商品説明は読まない方がいいかと。

Posted byブクログ