ヤングガン・カルナバル ドッグハウス の商品レビュー

深見真【著】

2019/06/20

師匠を失って傷ついた少年が立ち上がり、復讐を果たす。そんな少年漫画みたいな巻だった。ライフルをソニアに落とさせて、蹴りで落下速度を低下させてキャッチして、スロボを仕留めるシーンは映像で映えそうだ。苦肉の策を絞り出すのところが主人公って感じがして良い。
弓華は豊平工業のドッグハウスで見世物にされていたがアリサによって助けられる。カノコも例のごとく攫われて、レズセックスを薬つきでされる有様だ。ピーチ姫に見えてきた。
空継やスロボの理屈も、敵役は敵役で理論があるのねと思う。ただ、過激だから正義の味方にやられてしまうのだろうけど。本当は人を殺すのがダメなので、良い殺人を是としてはいけないし、どれが良い殺人かというのは決めるのが大変なので法律があるわけだ。ハイブリッドでは白猫を信頼して、みんな仕事をしているが、トップがヤバい奴だと敵側みたいになってしまうのだろうな。視点の違いで見え方が違うってのもあるだろうけど。

2014/03/14

シリーズ5冊目、第1部完。
冊数を追うごとに展開がスピーディーに、本圧が薄くなっていくのでサクサク読める。
読んでる途中で「カルナバルってなんぞや？」と思い英和を調べると・・・カーニバルってこういう綴りなんですね(英語偏差値平均以下なので！)。
本冊の最後の最後で「カルナバル」っていう単語だけ初出、さて一体なんだろな～、ってことで続きも読み進もうと思います。

2014/12/24

シリーズ5冊目、第1部完。
冊数を追うごとに展開がスピーディーに、本圧が薄くなっていくのでサクサク読める。
読んでる途中で「カルナバルってなんぞや？」と思い英和を調べると・・・カーニバルってこういう綴りなんですね(英語偏差値平均以下なので！)。
本冊の最後の最後で「カルナバル」っていう単語だけ初出、さて一体なんだろな〜、ってことで続きも読み進もうと思います。

2011/10/26

単語がわからなすぎるwwwwこれまでガンアクション系にはまったことなかったので、小道具関連の用語が全くわからずでした。雰囲気だけで読み飛ばしてた感じ。

全体が淡々とした描写で、戦闘シーンとか捕虜シーンとかは映像にするとかなりグロいとこもあったはずなのに一言で終わってたり。一方で、銃とかの説明は変質的に異常に細かい。このあたりのギャップが、登場人物たちの特殊性だったり
刹那感的なものを醸してるのかしらー

2011/07/03

面白くなってきた。衝撃的な展開になったカノコのこれからが楽しみ。彼女はどんどんかっこよくなっていきそうだ。
豊平重工編が完結。最後の戦闘になるほどアクションシーンが短くなる。潔く決めるスタイルは気持ちがいい。
スナイパー真田ソニアの登場場面が増えて、狙撃シーンが頻出するようになった。空間が急に広くなって、アクションの展開も立体感が増強されている。敵側のスナイパーが出てくるとまた面白いだろうなあ。

2009/10/04

過去に塵八と弓華に関わった人物が総出演ですね。
だからこそ余計に、増田さんと虚先生がいないのが切ないです。
塵八と弓華も、距離がグッと縮まってきた感じですね。
自販機前での二人の会話が格好良いです。
あとはカノコちゃん！イイ子だねーっ！偉いよ、ホント！
巻き込まれたのは彼女の方なのに、「自分が弱いせいで弓華を傷つけた」なんて、なかなか言えないよ。
戦えなくても彼女も充分、格好良いです。
でも弓華は、やっぱり怜ちゃんに未練があるんだね〜。
ダメなのかな〜。何か、別の方面にも目覚め始めてるようだったし（苦笑）。

アリサも良かったですね。弓華が止めを刺さなかった時点で、きっと力を貸してくれるだろうとは思ってたけど、イイとこで現れてくれました。でも一匹狼なんだね。それにしても、弓華…ツンデレって（笑）。

由美子さんが、ちゃんと塵八の事を好きらしくて安心しました（苦笑）。
きっと彼女は、これからも塵八を知らずに助けて行くんでしょうね。

塵八の甘さが虚先生を失うきっかけになり、塵八の甘さが救ったダニエラが彼を勇気付けるきっかけの一つになりましたね。因果だなぁ。

取合えず一段落と言う事らしいですが、琴刃がまだ野放しなので続きが凄く気になります。