いいなづけ(下) の商品レビュー
イタリアにおいては、ダンテの『神曲』に次ぐ国民的文学作品とのこと。読後は大作を読み切ったという充実感から評価星4つ以下は付けられまい。 下巻では、戦争が始まり兵士による略奪強奪、そしてペストの侵入。加速度的に多重に不幸と災難災害がミラーノを襲う。 戦場からは免れていたレンツォ...
イタリアにおいては、ダンテの『神曲』に次ぐ国民的文学作品とのこと。読後は大作を読み切ったという充実感から評価星4つ以下は付けられまい。 下巻では、戦争が始まり兵士による略奪強奪、そしてペストの侵入。加速度的に多重に不幸と災難災害がミラーノを襲う。 戦場からは免れていたレンツォ、ペストに罹っても回復し免疫ゲットで無敵状態に突入したレンツォ、ミラーノに戻ると逮捕された反省も無くまた大立ち回りのレンツォ。 キリスト教色が全面なので、赦され赦して感謝して、勧善懲悪めでたくめでたしめでたしの終わり。
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ペストの悲惨な描写が詳細 運命の前にひとは無力だと感じられた この本が伝えたかったメッセージは最後の言葉なんだろう 運命に振り回されても神を信じること、そうすれば苦しみもやわらぎ思いがけない幸福に出会うこともあるということ
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原書名:I promessi sposi 第42回読売文学賞研究・翻訳賞、第26回日本翻訳出版文化賞、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞 著者:アレッサンドロ・マンゾーニ(Manzoni, Alessandro, 1785-1873、イタリア・ミラノ、詩人) 訳者:平川祐弘(193...
原書名:I promessi sposi 第42回読売文学賞研究・翻訳賞、第26回日本翻訳出版文化賞、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞 著者:アレッサンドロ・マンゾーニ(Manzoni, Alessandro, 1785-1873、イタリア・ミラノ、詩人) 訳者:平川祐弘(1931-、北区、比較文学)
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