夢のあとさき の商品レビュー

村山由佳,志田光郷【著】

2009/10/04

読始：2009,6,8
読了：2009,6,8

９巻まで以前読んでて一年ぶり？とかに10巻読みましたｗ
最初内容忘れかけてたけど、それでもよかった
ついに2人もここまできたかって感じ
よかったのかな？

今作は遠距離？恋愛からくる障壁みたいなの扱ってたけど、私が思うにそれは物理的な距離ではないよね
いつでも会える距離にいてもお互い忙しくて会えなかったり、会えても顔合わすだけとかそういうのも離れた遠距離恋愛の一種やと思う

それでもお互いの気持ちが確かなら大丈夫とう意見もあるやろうけど、その『お互いの気持ちが確かかどうか』を確かめあうことができないってのが遠距離恋愛やすれ違いでは起こりうるからね
それぞれがお互いをどれだけ思っていようとも

携帯っていつでも連絡とれて便利やけど、機械の怖いところでもある
絵文字や顔文字が普及して文面からは明るく、楽しげにしか読めないように送ることは可能だしね
もちろんそれが嘘ではないけど本音ではないことはあるよね
いい意味で相手に気を使わせないための手段やけどさ

今回の話でもそうやってお互いに気をつかい合うところが悪い方に作用したわけで、いつでもそうするのが気を遣うってことでもないんだよね

付き合うって信頼だけじゃない
信用してるから、わかってるからって問題じゃないんだよね
何かつらいことがあっても、もっと自分だけで解決しなきゃとか、処理できるからといって何も言わないんじゃなく、愚痴を言ったり、相手に頼っていい場面もあるし、時には大丈夫でも頼ることも必要なのかなと
相手も忙しそうだからさらなる負担をかけないようにだとか、そんなこと関係なくはなしてもいいと思う

作中の言葉を引用すると
「そうやって悩んだり凹んだりしてる姿を見てると、ちょとと近くなったりで嬉しかったりもする。」
「1人で頑張りすぎないで欲しい。もちろん1人で頑張れるんだってことは知ってるけど、あまりにそうやって何でも自分で頑張られると自分の出番がない、存在意義を疑いたくもなる。」
こういうこともあると

ま、最初にあげたメールの話も気遣いで本心じゃないメールを送ることは必要ないとは思わないけどねｗｗｗ
決して嘘を言ってるわけちゃうしｗ
確かにそうも思ってるけど、それ以上に思うところがあってもそれを言ってないだけだからね
でもそれも続くとこの小説みたいなすれ違いが起こることもあるのかなと

久々の恋愛やったけど、やっぱり中学生くらいが読むって感じは否めないｗｗｗｗ
ミステリばっかやったから久々に違う分野をまた読み始めるか？

2009/10/04

内容（「BOOK」データベースより）
かれんが鴨川に行って数か月―。早くもすれ違いが続き、会えない日々を送る勝利にとって、唯一の慰めは毎日送られてくるメールだった。ところが、そのメールも途絶えがちになり、ついにはまったく連絡がつかなくなる!耐えきれなくなった勝利が、意を決して、かれんの勤め先に電話をかけると…。二人の関係が急展開!村山由佳の人気シリーズ、第10弾。

2009/10/07

おいしいコーヒーのいれ方１０巻目で、第一シーズン最終だそうです。つまり、第二シーズンに続くんだ(^-^;
まぁ、従姉だから出会いってのもおかしいが、何とか何とかの一区切りってことらしい。何とかって何かって聞かれると、ネタバレやし（笑）ともあれ、かれんちゃん、こんな女々しい男は振っちゃえと言いつつ頑固純情で納まってしまった。でも、問題は何も解決してない。何が問題かっていうと、進行上に拘ってるだけとしか思えないが（笑）
まぁ、第二シーズンは出版されてるようだが、読み始めるのは数年先にしとこっと。

2009/10/04

内容（「BOOK」データベースより）
かれんが鴨川に行って数か月―。早くもすれ違いが続き、会えない日々を送る勝利にとって、唯一の慰めは毎日送られてくるメールだった。ところが、そのメールも途絶えがちになり、ついにはまったく連絡がつかなくなる!耐えきれなくなった勝利が、意を決して、かれんの勤め先に電話をかけると…。二人の関係が急展開!村山由佳の人気シリーズ、第10弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村山 由佳
1964年生まれ。東京都出身。『もう一度デジャ・ヴ』で第1回J小説・NF大賞佳作、『天使の卵』で第6回小説すばる新人賞受賞。03年『星々の舟』で第129回直木賞受賞。執筆以外にも多方面で活躍

志田 光郷
1968年生まれ。神奈川県出身。イラストレーター。アートセラピストの資格を持つ。第22回「モダンナイーヴアート展」入選。初の画集「ANGELS」06年初夏発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2009/10/04

おいこーシリーズ第1部最終巻。

実際に買ったのは文庫版やけど画像ついてないからジェイブックスのほうにしてみた。うんやっぱ甘酸っぱい。そしてどこかわかる。このシリーズは読みながらニヤニヤしちゃうから人前では読めない(笑)第2部にも期待しようっと。ジェイブックスのほうは買わないだろうけど。あ、でも安かったら買うかも…

2009/10/07

あー、嫌だ嫌だ勝利。もう、ガキ過ぎてイライラが頂点。何よそこまでの嫉妬ってば！ちょっと中沢氏と飯食っただけでしょーが。そんなん言われたらかれん困っちゃうよ〜。なぜそんなに嫌かねえ。やきもち焼きにもホドってのがあるでしょうが！あたしぜったいこの男とはつきあえない！むしろ嫌いなタイプ(笑)。勝利視点でしか書かれていないので、かれんがどうしてそんな男を好きになってるのかがまったく分からないところもイラつくところ。まあとりあえず、第一章は終結したみたいだからねえ。無事にエッチもしたし。でもなあ。でも、やっぱりかれん、考え直して中沢氏にしたほうがよくない？

2011/07/17

なんだかんだで『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズが読了。まだ続編があるので楽しみ。二人が離れてからすれ違いが続き、会えない勝利にとってメールが唯一の綱。そんなメールが途絶え、勝利はかれんが倒れたことを知り・・・最終巻ということか勝利とかれんが本当にメインに書かれていた。読了後、いい終わりでほっとした。かれんと勝利のように恋愛したいなぁと改めて思う。

2009/10/04

ようやく図書館で借りられました〜ｖじれじれした二人の関係も、ようやくひと段落でしょうか？かれんと勝利がお互いに惹かれあったり反発しあったり、すれ違ったりすることで関係を成熟させていく過程が読まされるなぁ〜…と唸ってしまいます。この次、新シリーズに入りますが…益々めりこめそうですｖ

2009/10/04

久しぶりに恋愛小説読んだら、恋がしたくなってしまった。もどかしい感じと報われた感じが一度に読めて素敵。

2009/10/04

第一章はこれで終わりです。今回は勝利くんの嫉妬の巻。男女関わらず、嫉妬っていう感情はどうしてもつきまとってしまうけど、自分が見えなくなってしまうなんて、何て怖いんだろうと思った。（2007/8/7読了）