フェアリー・レルム(6) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大好きなこのシリーズもこの本で6冊目。今回は題名からわかる通り、ユニコーンのお話です。 大好きなユニコーンが主役ということで、読む前から楽しみにしていた一冊でした。 実際に読んだらびっくりで、まるで最終巻のような内容でした。 女王のいとこである邪悪なベラが人間界に現れ、ジェシカを利用しようと追いつめる。今までの冒険もドキドキだったけれども、今回のお話は今までと違うドキドキがあり、最初から最後まで惹きつけられました。 また、仁科幸子さんの描く表紙のユニコーンが、何とも言えず高貴で美しい。 もうこの表紙だけで、この本は素敵な本だといえます。 内容は本当最終巻みたいなお話で、あと4冊続くという事実が、逆に不安になるくらいです。本当はこれが最終巻だったのが、人気が出て続きを書かざるを得なかったのではないだろうか、なんて勘ぐってしまいます。 ベラはいなくなり、意地悪なお隣さんのイレーナの一家もいなくなり、むしろ今後はどういう風で話すが続くんだろうとドキドキします。 しかし、ジェシカは本当にいい子ですね。ジェシカの人間の知恵、素直な情感、こういったものが妖精たちを救い、妖精たちに好かれるのだと思うと、こういった素質を私たちも忘れないでいたいな、と思わずにはいられません。ユニコーンにあった時に、邪悪な存在だと思われてしまうことは、とても悲しいことですからね。 ベラもいなくなり、イレーナもいなくなって、ジェシーの当面の恐怖はなくなったように思います。 一体この後、ジェシーをどういう冒険が待っているのか、楽しみにしつつ、最後まで読みたいと思います。
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このシリーズ、私は5巻まで読んだんですけど、6巻を読む前に他のシリーズに目が移ってしまいました(汗) けど、最近また読みたくなりました!! 不思議な世界の物語です!!
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