徹底図解 よくわかる手形・小切手の実務 の商品レビュー
手形とは 手形を説明する前に、まず商取引というものを説明する。 商取引とは商品あるいはサービスを売って、その対価として現金を受け取ることである。 ただし、商品が納品される度に対価を払うと手間とコストがかかるので、後で(月末や翌月末など)にまとめて対価を支払うのが通常である。 ...
手形とは 手形を説明する前に、まず商取引というものを説明する。 商取引とは商品あるいはサービスを売って、その対価として現金を受け取ることである。 ただし、商品が納品される度に対価を払うと手間とコストがかかるので、後で(月末や翌月末など)にまとめて対価を支払うのが通常である。 したがって、商品を売った側は「買った側は後でちゃんと対価を払ってくれる」ことを信用して待つこととなる(=信用取引)。 この商取引において、手形(約束手形)は現金の代わりとして用いられる。 商品を買った側は、必要事項を記入した手形を発行して、商品を売った側に渡す(これを手形を振り出す、という)。 手形には「私は何年何月何日に、〜円をあなたに支払います」ということが書かれている。 商品を売った側は、手形に書かれた期日になったら、商品を買った側(手形の振出人)に手形を返すと同時に現金を受け取る。
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