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夜をゆく飛行機 の商品レビュー

3.5

72件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/07/19

こういう、オチが特にないネタバレも特にない 日常を物語として描けるってどんなかんじなんだろうって考えちゃう

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2024/06/06

酒屋を営む谷島家の物語が、4人姉妹の末っ子、里々子視点で語られる。 淡々とした日常、何も変わっていないようで少しずつ変わっていく… リアルだなぁ… 4人姉妹がそれぞれに個性的。 長女有子が私はとても気になった。(私も同じ長女だからだろうか…) 良いことも悪いこともいろいろなことが...

酒屋を営む谷島家の物語が、4人姉妹の末っ子、里々子視点で語られる。 淡々とした日常、何も変わっていないようで少しずつ変わっていく… リアルだなぁ… 4人姉妹がそれぞれに個性的。 長女有子が私はとても気になった。(私も同じ長女だからだろうか…) 良いことも悪いこともいろいろなことが日々あって、流されるように過ごしてみたり、もがいてみたり… 日常ってきっとそんなもの。

Posted byブクログ

2021/12/27

日常って感じの内容だったけど、主人公の考えていることが難しいというか、なかなか理解できない発想だなと感じた。結局何の話だったんだろうって思ったのが読み終わった後一番最初に感じたことでした。

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2021/06/25

暴かれた真実とおもいきや、実はとどめておくべき宝石のようなひとときであったことの気づき。 現実とフィクションは紙一重。

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2020/02/09

夜をゆく飛行機 物干しから 空をゆく飛行機を 眺めるのが大好きな女の子の 日常とある日突然起きた非日常な 姉の文学賞受賞を境に変わった日々を書いた1冊

Posted byブクログ

2019/04/29

酒屋を営む父母と4人姉妹と祖母。長女は結婚するも出戻り二女は家族のことを書いて作家に、大学生のミーハー三女は酒屋のリカーショップに変えるモチベーションを急に持ち、四女の私、里々子は大学受験に失敗した浪人生。淡々としかし家族内に事件が起こる約一年の物語。イヤ感弱め。

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2016/03/25

酒屋を営む一家の物語。四姉妹の四女の視点で話が進む。 家族っていつまでも変わらないように感じるが、そうじゃないんだなと思った。

Posted byブクログ

2015/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(2015/6/19読了) よくある下町の家族の物語の範囲を超えた、でもどこかにいそうな家族の物語。 日常の些細なざわめきの安らぎと。 心踊り読むスピードが加速するような星5つではないけれど、読後は、穏やかな満足感に包まれた。 角田さん、すごい! (内容) どうしようもなく、家族は家族。うとましいけど憎めない、古ぼけてるから懐かしい、変わらぬようで変わりゆく谷島酒店一家のアルバム。直木賞受賞後、初の長篇。

Posted byブクログ

2014/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人生、生き方、考え方について考える本だった。谷島酒店の一家である父母と4姉妹の生活を描く。三女寿子が文学賞を受賞したことから平凡のんびりだったおうちがざわざわし始め、幸せな結婚をしたはずの長女有子はまた駆け落ちし、愚妻を目指して邁進していた次女素子は酒店をよりよくするためソムリエを目指し、引きこもって将来石っころになることを願っていた三女寿子は文学賞を受賞、作家になったと思いきや本がかけないとヒステリックになり、主人公である里々子は受験に失敗、予備校かよいでアルバイトも始め、常連の松本健と恋をするかと思いきやバイト先のひとにぼうっとなって恋を知ったり。生活って、生きていくことって、好きだという気持ちをすり減らすんだなあ、って。っていう文章はその通りだなあって思った。どこに最低基準を持っていくか考えることはやっぱり大事だし、それだけすり減らされても持ちこたえられるなにかがあることが大切だなあって。回復ポイントかな。賢くて強かった谷島家の四女は、もうどこにもいないんです。とか、この一行からぶわっとこうぶわっと色々出てきてすごく良かった。好きっていう気持ちに限られず、人とぶつかって何かそこそこなものを常にすり減らしながらまた新しい何かを身につけていくのが人生なんだなあって思ったり、人って常に自分のことしか考えないもんだなって思ったり、した、本でした。

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2013/09/19

悪くはないけれど、ちょっとゆるゆるしすぎなような・・ この方のほかの作品はもっとメリハリがあるように思います。でも現実ってこんなかも。

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