東西の振り子 の商品レビュー
とある西洋人からみた中国 家族と言うのはひとつの連続体であり、遠く遡った過去のどこかから始まり、無限の未来に向かって伸びて行く1本の紐のようなものだ。 この紐は、どの一時点においても、縒り糸(家族)あるいは繊維(男性である個人)によって、太かったり細かったりする。 しかし、...
とある西洋人からみた中国 家族と言うのはひとつの連続体であり、遠く遡った過去のどこかから始まり、無限の未来に向かって伸びて行く1本の紐のようなものだ。 この紐は、どの一時点においても、縒り糸(家族)あるいは繊維(男性である個人)によって、太かったり細かったりする。 しかし、繊維が1本でも残りさえすれば、紐は存在する。 繊維は、どの一時点においても、単なる繊維ではなく、紐全体を象徴している。生存している個人は、全ての先祖と未だ生まれていない全ての子孫の化身である・・・・・・・・この紐が切れれば、真ん中から両端が落ちてしまい、紐は存在しなくなる。 こんな風に考えている筆者の姿を勝手に想像して、なぜかニンマリしてしまいました。 素晴らしい翻訳をされていたbon様に感謝! 尊敬です!!
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