ワンダフル・ワールド の商品レビュー
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昭和57年の小学生5年~6年の頃に通っていた『青木学院』という塾での話。 これはフィクションではなく、ほぼ作者の実体験なのかな? なのでそこまでぶっ飛んだ内容はなく、小説としては少し退屈だった。 唐突に「実は私には霊感みたいな物があって、時々直感が働く」とか、 「彼はその2年後に永眠しました」とか。 でも、自分の子供時代を思い出し、懐かしく感じることが出来ました。
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おもしろかったですが、卒業後の話も読みたかったです。 楓が亡くなってしまうのはわかったのですが、それまでの話とか知りたかったです。
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様々な家族の事情や身体の問題を抱えた子どもたちが通う塾での話。 彼らの愚行(=いたずら)に懐かしさやうらやましさを感じる。 登場人物達が家族や学校の友達以上に深い絆で結ばれていて、友情や人生、生命についても考えさせられた。 真っ直ぐに入ってくる文章で、面白いし、切ないし、涙が出た。
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あのころの、かけがえなき行動、時間、友情、環境で、 うらやましいとおもわせるこの本は、だからこそ良作。 すがすがしく、読み終えられるね。
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最終的にはボロ泣き。「ボロ」がたくさん並ぶほど泣いた。 「姉貴」が凄いと思った。自分のことや周りにいるみんなのことをそのまま書いてる。 私も混じっていろいろやらかしたくなる。 「ハニィ」の話しとか「ヒロ」の話し、不良との闘い。 「ヒカリ」のキャラはもの凄いと思うし、「楓」だって負けてない。 あったことをそのまま記してるし、 あとあと出てくる近状報告(?)もまたなんだか親近感が湧いたり。 山口小夜さんにちょっと会ってみたい。
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この本を読んでいると、 自分も一緒になって『青木学院』にいるような気分になれた。 この本の登場人物達は、“感情の共有”をしていると私は思う。 それだけでも、すごい事なのに、読んでいる私にまで“感情の共有”をさせてしまうのが、さらにすごい!! 私はこの本を、真夏の8月2日に読んだの...
この本を読んでいると、 自分も一緒になって『青木学院』にいるような気分になれた。 この本の登場人物達は、“感情の共有”をしていると私は思う。 それだけでも、すごい事なのに、読んでいる私にまで“感情の共有”をさせてしまうのが、さらにすごい!! 私はこの本を、真夏の8月2日に読んだのですが、夏の暑さが物足りなくなるほど、全身が熱くなった。 そして、セリフがおもしろい! ギャグか?!って思えるほど面白い。 ぜひ、映画化してほしいな。 この本は、実話の物語だ。 現代では絶対あり得ない!と思っていたが、読み返したりするうちに、あり得る、と思うようになった。 確かに、こんな奇想天外な塾で、こんなに素晴らしい仲間に出会える事は、なかなかある事じゃないと思うけれど、人は人それぞれの『ワンダフル・ワールド』に出会えるのだと思う。 少しつまらなく感じていた生活に、「私も『ワンダフル・ワールド』を見つけなければ!」という気持ちを目覚めさせてくれた、大切な本。
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