箱館五稜郭物語 の商品レビュー
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函館といえば五稜郭、先進的な築城の欧州から 学ぼうと書物だけから作り上げた武田斐三郎 (実は仏蘭西軍艦の艦長の指導もあったとか) 彼を蝦夷地に縁づけたのは、箕作阮甫に学び、 プチャーチン会談時の通詞、ペリーが北海道に 来た時も通訳だったが、その才を認められ箱館 奉行が引き留め諸術調所へ(蛮書取調と同時期) この男、知識・学識半端なく、適塾塾頭を勤め 佐久間象山に西洋兵学・砲術を学び函館で諸術 調所の教授としてあらゆる方面の学識を実用へ する役割を箱館奉行所から命じられた 彼の評判を聞きつけ前島密等の英才も学び、新 島襄も駆け付けたがすれ違いで学べず米国へ 五稜郭の中に彼のプレートがあるが、頭を触る と賢くなると都市伝説がありソコだけ光ってる
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本書は、よく知られる「五稜郭に拠って闘った男達」の物語に止まらず、五稜郭の登場と戦いの後に至るまでのあらまし、開港された箱館の様子、当時の国際情勢、日本の状況のあらまし等々がバランスよく配され、読み易く、同時に非常に読み応えも在る。大変にお奨めだ!!
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かなり面白いです。 函館育ちの自分ですが、読んで初めて知ったことがたくさんありました。 松川町ってそれでだったの??とか、あの公園の、やけにキラキラしてる顔の プレートってそういうことだったの??とか 本当に驚いた。 非常に面白いし勉強になった。 小学生のとき、社会の時間に一応...
かなり面白いです。 函館育ちの自分ですが、読んで初めて知ったことがたくさんありました。 松川町ってそれでだったの??とか、あの公園の、やけにキラキラしてる顔の プレートってそういうことだったの??とか 本当に驚いた。 非常に面白いし勉強になった。 小学生のとき、社会の時間に一応函館の歴史は習ったけれど 函館の大火がどうこうとか、うちの小学校には石川啄木が先生としていたんだ とかばかりで、こういうことはあんまり詳しく 習った記憶がない。 こういうことも教えて欲しかった。 非常にためになる本。
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