幼い娼婦だった私へ の商品レビュー
この本に出会えてなかったら、カンボジアの事殆ど何も知らないで終わったと思います。この本に書いてあることが同じ地球上で起きてると思うと背筋が凍ります。カンボジアでは今でも人身売買や少女への暴行、売春が日常化となっており、貧しさゆえ避妊の知識もままならないままです。ソマリーマムさんの...
この本に出会えてなかったら、カンボジアの事殆ど何も知らないで終わったと思います。この本に書いてあることが同じ地球上で起きてると思うと背筋が凍ります。カンボジアでは今でも人身売買や少女への暴行、売春が日常化となっており、貧しさゆえ避妊の知識もままならないままです。ソマリーマムさんの名は日本ではあまり知られていないそうですが、欧米ではかなりメディアで取り上げられているそうです。NPOのサイトでは寄付が出来るので早速登録しました、この現状を日本の人たちにも知ってもらいたいです。
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「闇の子供たち」を読み、「少女売買」を読み、そしてこの本にありついた。 「闇の子供たち」はフィクション。 「少女売買」は少女解放に尽力した日本人ライターのノンフィクション。 そしてこれは、実際に娼婦として売られたという過去を持つソマリーのノンフィクション...
「闇の子供たち」を読み、「少女売買」を読み、そしてこの本にありついた。 「闇の子供たち」はフィクション。 「少女売買」は少女解放に尽力した日本人ライターのノンフィクション。 そしてこれは、実際に娼婦として売られたという過去を持つソマリーのノンフィクション。 アフェシップというセックスワーカーとしての強制労働少女を救うための組織を立ち上げた人ですな。 やはり「少女売買」と同様に非常にショックを受けた。 現状はやはり、人身売買が存在し(人身売買といっても当の被害者は明らかに騙されて娼館に連れてこられた)、連れてこられた少女たちは拷問を受け、人として生きる道を失っていく。 ここでも、警察・政府・裁判官のマフィアとの癒着が記されている。 やっぱりお金なんだ。 ソマリーのこの問題をぶっ潰すパワーはすごいものがあります。 自分の命よりも、少女解放運動に携わっている人たち、そして被害者少女たちの存在。もう、理屈じゃない。 とにかくこの現実が存在することを頭の中に入れておくこと。 そして、自分たちは何が出来るのかということ。 この問題について考えると何を一番にすればよいのか…根深過ぎて思考が堂々巡りをしてしまう。 このような現実が存在することは事実。 上記2冊を始め、もっと沢山の人に読んでもらいたい本。
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カンボジアで、売春宿に売られた少女たちのアフターケアに駆けずり回る元娼婦のソマリーさんの自伝。 今でもカンボジアの田舎の方では、ここに書かれているような状況が当たり前のようにまかり通っているとのことで 世界は本当に広く深いと思います。 日本は、先進国の割には色々とダメ出しをされ...
カンボジアで、売春宿に売られた少女たちのアフターケアに駆けずり回る元娼婦のソマリーさんの自伝。 今でもカンボジアの田舎の方では、ここに書かれているような状況が当たり前のようにまかり通っているとのことで 世界は本当に広く深いと思います。 日本は、先進国の割には色々とダメ出しをされていますが なんだかんだ言ってアジアの一小国がここまでの安全を得ているのは凄いことだと思いました。 人間はここまでえげつなくなりうる動物なのだと、軽くがっかりします。 そして、だんなさんと、過去はなかったことにして逃げることも出来たかもしれないのに、死と隣りあわせで少女たちを庇うソマリーさんのような人がいるのだと、少しほっとします。
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信じたくないけれど、こういう現実があって、それに向き合い戦ってる人がいる。 どんな気持でこの本を書いたのか。 すごく応援したいと思う。
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人身売買の実態についてはかなり知っているつもりだったが、 実際に娼婦だった人自身が書いた体験となると、衝撃度が違った。 even worse than i thought スラムで出会った無垢な子供たちの姿と重なって余計つらかった。 本当に勇気のある、素晴らしい女性だと思う。
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幼い頃に買春宿に売られた著者が、今だ性的被害者になっている母国や周辺諸国の少女達を助けるために活動している話。 「闇の子供たち」を読む前に読もうと思って読みました。 辛いものがあります。
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カンボジアのNGO、AFESIPを創立した方の半生記です。 タイトルが物語る通りの壮絶な人生…。 著者のソマリーさんには実際にお会いすることが出来ました。 現地でAFESIPの見学をする機会もあったりしましたよ。 第3世界の現実にもっと目を向けたいですね。
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2007.03. 読んでいて辛い、とても辛い。当たり前としての虐待、少女買春、もう人身売買のようなものが、まだこの世界でははびこっているという事実は、衝撃…としか言えない。読んでいて、何度もページを閉じたくなった。命がけでこの本を書いた著者が無事でありますように。
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