聖アウグスティヌス 告白(上) の商品レビュー
タイトルを裏付けるもの、それは罪の存在であり反省であり将来への希望。 本書が示す罪とは、意思を排し、律することを放棄する態度そのものであるとし、それは自身が権限を与えられた魂の管理を怠ることに等しいと指摘しています。 思いの純度と普遍性を如何に突き詰めたか。それは、約1600...
タイトルを裏付けるもの、それは罪の存在であり反省であり将来への希望。 本書が示す罪とは、意思を排し、律することを放棄する態度そのものであるとし、それは自身が権限を与えられた魂の管理を怠ることに等しいと指摘しています。 思いの純度と普遍性を如何に突き詰めたか。それは、約1600年を超えて私の手元に本書がある、という事実が証明していると感じさせられます。
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