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ゆうかんなミミと大きなクマさん の商品レビュー

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2016/12/18

親切とか好意とか援助とか配慮とかそんな良い感情がいっぱいはいったかわいい絵本。 おうちに帰りたいこどもを連れ帰ってあげるおとなのはなし。 だけで終わらない。 親切にされた子供はまっすぐな愛情を行動でしめし、その熱に傍観者たちも動き出す。 このおはなしのキャラクターには保身や損...

親切とか好意とか援助とか配慮とかそんな良い感情がいっぱいはいったかわいい絵本。 おうちに帰りたいこどもを連れ帰ってあげるおとなのはなし。 だけで終わらない。 親切にされた子供はまっすぐな愛情を行動でしめし、その熱に傍観者たちも動き出す。 このおはなしのキャラクターには保身や損得の計算がない。 小さい子がこまっているから送ってあげる。 大好きなひとが心配だから様子を見にいく。 がんばって行動している子がいるから手伝う。 眠いとか寒いとか危ないとか面倒くさいとか義務とか恩とか、そういう余計な感情を浮かべる前に、ただしたいからすべきことをしようとする。 だから、うまくゆきすぎのファンタジーだし、冬眠する季節にしては豊かだしそもそもミミはなんなのおもちゃなの小動物なのとかいろいろつっこもうと思えばつっこめるんだけど、でもあったかくてかわいくて好きだ。 ちょうど昨日、組織運営論みたいな講演の中で、組織がもっともよいパフォーマンスをあらわすのはチームが一つの理念をもち個々人がそれぞれの役割をまっとうするときだ、という話をきいた。 それを連想した。 うまくいきすぎだけど、現実がうまくいくときはこんな感じだ。 それはそれとして、やさしいクマさんもゲルダ系のゆうかんなミミもすきだ。

Posted byブクログ

2011/02/20

絵がかわいい! あと、この表紙の紫色の使い方が、とっても好きです。 お話も、くまさんやちっちゃなミミ、そして森の動物たちのやさしい気もちにほっこり。 おすすめの絵本です。

Posted byブクログ