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ぼくはまほうつかい の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2023/12/28

マヤ・アンジェロウの本を読みたくて登録した覚えがある。 ガーナは金やカカオの輸出国。野口英世が黄熱病の研究をした国でもある。首都はアクラ。 https://www.noguchihideyo.or.jp/person/ この絵本の舞台であるボンウィレは、ガーナの第二の都市クマ...

マヤ・アンジェロウの本を読みたくて登録した覚えがある。 ガーナは金やカカオの輸出国。野口英世が黄熱病の研究をした国でもある。首都はアクラ。 https://www.noguchihideyo.or.jp/person/ この絵本の舞台であるボンウィレは、ガーナの第二の都市クマシの近くにある、ケンテというガーナの晴れ着に使う布の産地として有名な村だ。ボンウィレ村では、男の子は小さな頃からケンテの織り方を習い覚える。 ガーナは17世紀に、オセイ・トトゥ王がアシャンティー帯の小王国をまとめて統一したことで成立した。大航海時代の奴隷貿易で力と富を得た国だ。 アシャンティ―王国統一時に、オセイ・トトゥ王の膝の上に空から金の腰掛けが降りてきたという伝説がある。この腰掛けはアシャンティー王国のシンボルとなり、共和国になった現在のガーナでもアシャンティーの王が即位する際は金の腰掛けに座るという儀式を執り行っているらしい。 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48103 ガーナは共和国だけれど、政府とは別に王もいる。 最初は日本やイギリスと同じく、公には政治に口を挟まない形で存続している立憲君主制の王室かなと思ったけれど、どうやらガーナ共和国の中にアシャンティー王国も存続しているらしい…? どういう事情なのかよくわからない。 ちなみに、アフリカの民話でよく登場するクモのアナンシもガーナ出身。 アナンシの話は好きだけど、奴隷を狩る側にいたから文化を世界に伝えられたのかもと思うと複雑だ。物事には様々な面があるということだろう。

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2021/05/16

絵本で世界を学ぼう で 紹介された本。 本書で82冊目だ。 ガーナの少年の生活を描いた本だ。 まほうつかいって何のこと? 絵本と言うより、写真にキャブションをつけた本。 で、さだまさしの魔法使いの弟子 と言う歌を思い出して、聴くことにした。 閑話休題 表紙の男の子の表...

絵本で世界を学ぼう で 紹介された本。 本書で82冊目だ。 ガーナの少年の生活を描いた本だ。 まほうつかいって何のこと? 絵本と言うより、写真にキャブションをつけた本。 で、さだまさしの魔法使いの弟子 と言う歌を思い出して、聴くことにした。 閑話休題 表紙の男の子の表情が良い。 ガーナと言えば、ロッテのチョコレートを連想させられる。 しかし、それがアフリカの国ということもあまり知らなければ、場所も分からない。 調べてみると、コートジボワールの東隣だ。 象牙海岸と名前までつけた のに日本での国名表記が変更になった国のとなりだ。 写真に登場する人たちの表情はそれぞれ良い。 せかほしの最終回のアフリカのカラフルなアパレル、 引越しした大阪大学外国語学部の学部長のカラフルなアフリカベースの服装、最近ポジティブなアフリカに接する機会があり、本書も興味深い。

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2019/01/12

ぼくはまほうつかい (アジア・アフリカ絵本シリーズ アフリカ) 内容 : 市場や学校やお祭りや美しい家々の壁…。ガーナの暮らしをのぞいてみよう。 アフリカの民族色豊かな暮らしを少年コフィが「想像力」の「まほう」をつかってとびまわる、笑顔いっぱいの写真絵本。 著者 : マヤ ...

ぼくはまほうつかい (アジア・アフリカ絵本シリーズ アフリカ) 内容 : 市場や学校やお祭りや美しい家々の壁…。ガーナの暮らしをのぞいてみよう。 アフリカの民族色豊かな暮らしを少年コフィが「想像力」の「まほう」をつかってとびまわる、笑顔いっぱいの写真絵本。 著者 : マヤ アンジェロウ/文 1928年アメリカ生まれ。現代アメリカで最も有名なアフリカ系女性詩人。 公民権運動に深く関わる。教育者としても活動。 マーガレット・コートニー=クラーク/写真 南部アフリカのナミビア生まれ。フォトジャーナリスト、映像作家。 さくまゆみこ/訳 2018/04/04  予約 4/10 借りて読み始め、一気に読み終わる。  

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