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隅っこの「昭和」モノが語るあの頃 の商品レビュー

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2016/01/16

読みながら 何度も ほっこりしてしまう 私たちの周りに あふれかえっているほどの「モノ」たち 確かに こういう視点で その「モノ」を見直したとき その「モノ」たちには ちゃんと履歴があり 物語があるのだ と 改めて 気付かせてもらえる そして 途中から気が付いたのですが 見開...

読みながら 何度も ほっこりしてしまう 私たちの周りに あふれかえっているほどの「モノ」たち 確かに こういう視点で その「モノ」を見直したとき その「モノ」たちには ちゃんと履歴があり 物語があるのだ と 改めて 気付かせてもらえる そして 途中から気が付いたのですが 見開きの二頁ぴったりに その「モノ」たちの履歴が収まっている ※時々4頁もあります (物書きの方に)当たり前と言えば当たり前ですが お見事! と思ってしまった

Posted byブクログ

2012/02/21

この人の面白い小説に会うのは至難・・・副題「モノが騙るあの頃」〜やきいも・肥後守・ボタン・ちゃぶ台・ふきのとう・カブト・七輪・向日葵・青梅・大福帳・藁苞納豆・キャップのなくなった万年筆・みょうが・七輪・足袋・自動炊飯器などに纏わるエッセイ〜女房と母二人と暮らしていたが,母・義母が...

この人の面白い小説に会うのは至難・・・副題「モノが騙るあの頃」〜やきいも・肥後守・ボタン・ちゃぶ台・ふきのとう・カブト・七輪・向日葵・青梅・大福帳・藁苞納豆・キャップのなくなった万年筆・みょうが・七輪・足袋・自動炊飯器などに纏わるエッセイ〜女房と母二人と暮らしていたが,母・義母が死に,妻と二人で貧乏性が抜けない暮らしをしている4年前(アテネオリンピック)の60歳,午前は目録で商売する古本業,午後は涼しい所を猫に教えて貰って執筆する小説家。家は築25年。インテリジェンスが感じられないのは,悲しい様な,切ない様な。

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