ことば の商品レビュー
「言葉」普段意識せずに使っている。これを言語学、脳科学、社会、身体という4つのアプローチから「ことば」を考えてみる本。知的好奇心を広げる本。
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コノテーション=以心伝心。でも島宇宙化で共通の基盤を持たなくなったので、伝わってる気がするだけ。 結論から話すことが果たしてほんとにいいことか。心を動かすことがコミュニケーションなら、わかりやすいこと以上に、情緒的に語る方法が必要で、それって文学の世界だな。
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タイトル通り、「ことば」について考えてみましょう、という本。「ことば」ってなんだろう?という引っ掛かりがある方に、是非一度目を通してみて欲しい一冊です。 全体は4章構成で、それぞれの執筆者は現代思想、脳科学、社会学、演劇の専門家です。「教科書」という名ににふさわしく、各章分かり...
タイトル通り、「ことば」について考えてみましょう、という本。「ことば」ってなんだろう?という引っ掛かりがある方に、是非一度目を通してみて欲しい一冊です。 全体は4章構成で、それぞれの執筆者は現代思想、脳科学、社会学、演劇の専門家です。「教科書」という名ににふさわしく、各章分かり易い内容になっています。 以前から言語学には興味があったので、難解な書物に挑戦したりしていたのですが、この本では難しい事柄はできるだけ簡単に整理され、さらに新しい知見には、読者に興味と感心を持たせる平易さで書かれていました。 読後、自分の中で雑然としていた知識に、スッキリ筋が通った気がしています。 おまけとして、巻末には「ことば」に関連するお薦め本の紹介もあり、まさに至れり尽くせりですね。
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言語学の入門書ではなく、広くことばについて、言語学的、脳科学的、哲学的、文学的、社会学的…アプローチから考察されている「あたらしい教科書」。文系から理系まで、ことばの持つ魅力や不思議を味わうことができる1冊。4人の先生によるそれぞれの視点からの「ことば」の考察に加え、文学者やコピ...
言語学の入門書ではなく、広くことばについて、言語学的、脳科学的、哲学的、文学的、社会学的…アプローチから考察されている「あたらしい教科書」。文系から理系まで、ことばの持つ魅力や不思議を味わうことができる1冊。4人の先生によるそれぞれの視点からの「ことば」の考察に加え、文学者やコピーライターのエッセイや、ブックガイド等も盛り込まれている。全ページがカラーであるというのも気軽に読むにはちょうど良い感じ。 それぞれの先生によるアプローチの仕方はかなり異なっており、読む人によってどの章が特に面白いと感じるかは異なるはずだし、たとえ興味が沸かなくても、こんなアプローチがあるのかと知るだけでも良いことだと思う。そして、何と言っても役に立つのは巻末の「ことばをさらに学ぶ人のために」という章で、「言語思想の変遷」、「ことばの歴史」の2つは非常にコンパクトに要領よくまとめられている。主要な言語学者の紹介もここに言語学者の絵と共に載っている。そして「ブックガイド」も、中には定番の本からこれまで見ようともしなかった小説や辞典まで紹介されており、自分の「ことば」に対する関心に合わせて選ぶことができるので役に立つ。このブックガイドを眺めているだけでも、「ことば」に対する一応の視野が広がったような感じがする。
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『ことば』 読み進めていくと、今『ことば』って言い表しているこの『ことば』すらもなんなのか、一度わからなくなります でも読み終わる頃には、自分の中に昔からいたはずの『ことば』に出会えました ぜひぜひ『ことば』の不思議を体験して頂きたくて、伝えてみます 少しでも気になった方...
『ことば』 読み進めていくと、今『ことば』って言い表しているこの『ことば』すらもなんなのか、一度わからなくなります でも読み終わる頃には、自分の中に昔からいたはずの『ことば』に出会えました ぜひぜひ『ことば』の不思議を体験して頂きたくて、伝えてみます 少しでも気になった方はどうぞです☆
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あたらしい教科書シリーズ第三弾。 言語をテーマにし、さまざまな分野の著者が言語論を分かりやすく書いている。
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文章を書くということを始めてみて、外国語を勉強してみて、改めて「ことば」というものに興味を持った。そんな時に出会った「ことば」についての入門書。自分の想いを自分の言葉で伝えることができるように・・・
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ことばの世界は創造も目紛しいけれど破壊も目立ちますね。いい大人でも単語しか話せない人、残念ながらよく対面します。あなたと今話しているのは機械ではありません、ここはまだオートマティックなレジカウンターではありません。今日もそんな思いを飲み込んでいる人は多いのでしょうか。
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