1,800円以上の注文で送料無料

ぶぶ漬け伝説の謎 の商品レビュー

3.1

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編の謎解きコメディーでした。それぞれもうひと盛り上がりほしかった感じ。でも京都の雰囲気は味わえて良かったな。

Posted byブクログ

2017/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作同様、バタバタしていて、けいちゃんもムンちゃんにもイラっとくる。もう読まないでもいいかも。 と考えながらも読んでしまうのは、やはり文章のテンポのよさかな。 それに裏京都情報が魅力。 京都市民ではあっても京都人ではない。とか、京都の白味噌とか。京都人のいけずっぷりとか。 そして、なんと言っても「十兵衛」の料理! なんと今回はKon's Barのお酒も! 飯蛸と里芋の炊き合わせ、薄切りの白身肴を浅葱で巻いたフリッター、ぶぶ漬け、シメジと長ネギにからすみを薄くスライスして酒醤油をかけたホイル焼き、玉ねぎのスライスに新巻鮭の切り身に味噌だれ(蕗の薹の刻みいり)をホイルで蒸し焼き、はりはり鍋。 事件より次は何が食べられるかが気になるわー。

Posted byブクログ

2014/11/04

裏京都ミステリーシリーズの第二弾。 このシリーズに登場する名脇役(?)である水森氏というキャラクターなどなど・・・同類なキャラ達が個人的にはあまり好きになれず、同じキャラクターが2人も3人も出てくる所なども残念要素の一つでした。 第一弾同様短編の話がいくつか収録されていますが、ど...

裏京都ミステリーシリーズの第二弾。 このシリーズに登場する名脇役(?)である水森氏というキャラクターなどなど・・・同類なキャラ達が個人的にはあまり好きになれず、同じキャラクターが2人も3人も出てくる所なども残念要素の一つでした。 第一弾同様短編の話がいくつか収録されていますが、どの話も微妙に盛り上がりに欠けているように感じました。(あくまでも個人的好みによる感想ですが。) 全体的には残念な作品ながら、主人公やその恩人である住職、料理店の大将・・・といったキャラクターは好ましく思いますし、話自体も読みやすくて良かったと思います。

Posted byブクログ

2010/10/15

嵐山渡月橋を渡り、歩くこと20分。人里はなれた山奥にある大悲閣千光寺。 そこの寺男として働く有馬次郎は実は元広域窃盗犯だった。 そんな過去を封印して静かに暮らそうとする次郎の元へ事件をもってくるのが、みやこ新聞の自称「エース記者」折原けい。 実は鋭い住職のアシストと昔取った杵柄で...

嵐山渡月橋を渡り、歩くこと20分。人里はなれた山奥にある大悲閣千光寺。 そこの寺男として働く有馬次郎は実は元広域窃盗犯だった。 そんな過去を封印して静かに暮らそうとする次郎の元へ事件をもってくるのが、みやこ新聞の自称「エース記者」折原けい。 実は鋭い住職のアシストと昔取った杵柄で、次郎は事件の真相を暴いていくが。。。 「狐狸夢」「ぶぶ漬け伝説の謎」「悪縁断ち」「冬の刺客」「興ざめた馬を見よ」「白味噌伝説の謎」の6編収録。 裏京都ミステリーの第2弾。 けいとムンちゃんの暴走に、ますます筆が悪ノリしてるなぁって感じでした。(いい意味) ほんと、軽い『香菜里屋』みたい。 京都と京都人に関しての考察がとても興味深かったです。 特に「ぶぶ漬け伝説」。 この有名なぶぶ漬けの逸話にこんな解釈をもってくるとは。 でもこれを読んだ京都人の方はどう思ったのかなぁ・・・? あと、たぬきうどん。 この辺りではメジャーでないので、うどん屋さんのメニューにもほとんど載っていないのですよね。 なのでこの京都人のこだわりは、単純に凄いと思いました。 十兵衛の料理はまたまたおいしそうでした。 京都行きたいなぁ。 でも私も白味噌はダメかも。。。

Posted byブクログ

2010/05/23

知る人ぞ知る裏(マイナー)な名刹・大悲閣千光寺に、今日も珍妙な事件が持ち込まれる。元裏世界の住人にして寺男の有馬次郎とマイナー新聞の自称「エース記者」折原けい、自称「裏京都案内人」のスチャラカ作家・ムンちゃんが、難事件の謎を追う!?誰も知らないミステリアス京都と、古都ならではの謎...

知る人ぞ知る裏(マイナー)な名刹・大悲閣千光寺に、今日も珍妙な事件が持ち込まれる。元裏世界の住人にして寺男の有馬次郎とマイナー新聞の自称「エース記者」折原けい、自称「裏京都案内人」のスチャラカ作家・ムンちゃんが、難事件の謎を追う!?誰も知らないミステリアス京都と、古都ならではの謎解きの妙味、たっぷりとご堪能ください。

Posted byブクログ

2009/12/30

裏京都シリーズ。前作「支那そば館の謎」に比べるとムンちゃんがやたらと出張ってるせいか、コメディ色が強くなってるなあ。アルマジロ君が壊れつつあるぞ(笑)。でも京都ならではの要素を用いた謎解きはやっぱりお見事。 表題作はなんていうか……えーと、あの「ぶぶ漬け」の言い伝えの裏にはあんな...

裏京都シリーズ。前作「支那そば館の謎」に比べるとムンちゃんがやたらと出張ってるせいか、コメディ色が強くなってるなあ。アルマジロ君が壊れつつあるぞ(笑)。でも京都ならではの要素を用いた謎解きはやっぱりお見事。 表題作はなんていうか……えーと、あの「ぶぶ漬け」の言い伝えの裏にはあんな陰謀が隠されていたのですね(笑)。驚愕。たしかに気をつけなければならないでしょう。 「興ざめた馬を見よ」「白味噌伝説の謎」は双方とも、ラストで明かされるようで明かされない「裏の裏」の真相が印象深い。全体的に明るいタッチのこのシリーズ、それでもこういう部分がある、ってのが個人的にツボですねえ。

Posted byブクログ

2009/11/23

「支那そば館の謎」もそうでしたが、ミステリーとしては「え?」と思います。 しかし、京都を愛する者としてついつい読んでしまうのです。

Posted byブクログ

2009/11/14

『狐狸夢』  ムンちゃんから出された問題。カルチャースクールの秘密。 『ぶぶ漬け伝説の謎』  毒殺された男の胃の内容物の秘密。京都のぶぶ漬けに関する伝説の秘密。 『悪縁絶ち』  絵馬に書かれた「吝嗇」と「浪費」の謎。 『冬の刺客』  大非閣に供えられたみたらし団子の秘密。 ...

『狐狸夢』  ムンちゃんから出された問題。カルチャースクールの秘密。 『ぶぶ漬け伝説の謎』  毒殺された男の胃の内容物の秘密。京都のぶぶ漬けに関する伝説の秘密。 『悪縁絶ち』  絵馬に書かれた「吝嗇」と「浪費」の謎。 『冬の刺客』  大非閣に供えられたみたらし団子の秘密。 『興ざめた馬を見よ』  馬をはねたと言う男。絵から馬が飛び出したという男の謎。 『白味噌伝説の謎』  白味噌に入れられた毒。

Posted byブクログ

2009/10/04

もとは裏家業をしていた寺男有馬次郎の周りで起こる事件をマイナー新聞の自称「エース記者」折原けい、自称「裏京都案内人」のスチャラカ作家・ムンちゃんがかき回していく。 次郎は和尚の助言もありながら、解き明かしていく。 やっぱり美味しいものがもりだくさん。

Posted byブクログ

2009/10/04

「支那そば館の謎」につづく「大悲閣」シリーズ第二弾。 有馬次郎と折原けい、「ムンちゃん」こと水森堅の掛け合いが小気味よく、肩ひじ張らずに気軽に読めるミステリです。 「今回も」という感じですが、作中に出てくる料理の描写が本当においしそうで食べたくなりました。特に、「冬の刺客」の鮭の...

「支那そば館の謎」につづく「大悲閣」シリーズ第二弾。 有馬次郎と折原けい、「ムンちゃん」こと水森堅の掛け合いが小気味よく、肩ひじ張らずに気軽に読めるミステリです。 「今回も」という感じですが、作中に出てくる料理の描写が本当においしそうで食べたくなりました。特に、「冬の刺客」の鮭のちゃんちゃん焼き!これからの季節にはぴったりですね。

Posted byブクログ