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対談集「気骨」について の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/01/10

城山三郎は、伊藤肇に『絶対に形の崩れない男』と言わしめた。 大学生の孫は、「私にとって、祖父は理想の男性である。硬派で、正義感が強く、愛情豊かで優しい。いつまでも少年の心を持ち続けていて、いたずら好きなところも祖父の数ある魅力の一つ」と語った。

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2023/09/05

17年ぶりの再読。 戦争から政治、経済、日常生活まで城山三郎が8人と交わした対談集。 対談のなかで『大義の末』や『指揮官たちの特攻』、『気張る男』『賢人たちの世』『「男の生き方」40選』『人生の流儀』等々、城山氏の著作が話題になる。既読の書についても、再読の機会があったらと、読書...

17年ぶりの再読。 戦争から政治、経済、日常生活まで城山三郎が8人と交わした対談集。 対談のなかで『大義の末』や『指揮官たちの特攻』、『気張る男』『賢人たちの世』『「男の生き方」40選』『人生の流儀』等々、城山氏の著作が話題になる。既読の書についても、再読の機会があったらと、読書欲を覚える。 吉村氏との対談で、「今の時代、読書をしなくなったでしょう。僕は読書というのはとてもいいものだと思うんですね。読書の習慣がなくなると考える力がなくなる。それとものを考えるのは、一人で歩いているときや電車のなかでしょう。ところが今、絶えず携帯かけてるでしょ、歩いていようが、電車の中だろうが。つまり、考えるという時間を失っているんですよね。あれで大丈夫かなという心配をしてるんです」と、語っている。 同意する読書子も多いだろう。

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2018/06/20

気骨とは どういう意味なのか 考えながら読んだ 対談から想像するに、気骨とは「自分の流儀に沿って生きる」といった感じだろうか。戦時の全体主義の中で 生きた城山三郎氏が 戦後の個人主義を受け入れるために 気骨という勇ましい言葉を使ったのでは ないだろうか 横並び的な生き方の反対...

気骨とは どういう意味なのか 考えながら読んだ 対談から想像するに、気骨とは「自分の流儀に沿って生きる」といった感じだろうか。戦時の全体主義の中で 生きた城山三郎氏が 戦後の個人主義を受け入れるために 気骨という勇ましい言葉を使ったのでは ないだろうか 横並び的な生き方の反対概念(=縦に生きること)らしい。山崎正和氏の「柔らかい個人主義」と似た概念にも感じた たしかに 城山三郎氏の戦争文学、吉村昭氏の記録文学、徳田虎雄氏の政治的野心、加島祥造氏の老子的生き方には 気骨を感じる

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2017/11/29

今の世の中に対する問題提起のところは適当に読んだ。あの頃の時代はどんな生活だったか、今までどのようなことを考えながら生きてきたか、そして今は。そっちの話の方が面白かった。 対談集だからしょうがないけれど、タイトルが全体に合ってない。 吉村さんと流儀について話しているのが一番その話...

今の世の中に対する問題提起のところは適当に読んだ。あの頃の時代はどんな生活だったか、今までどのようなことを考えながら生きてきたか、そして今は。そっちの話の方が面白かった。 対談集だからしょうがないけれど、タイトルが全体に合ってない。 吉村さんと流儀について話しているのが一番その話題に近い内容だと思う。

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2014/03/25

2014/3/24 対談集。少しずつ著者がどんな人かわかってきた気がする。 戦争を経験して、戦争を二度と起こさないためにその経験を本にする。 たくさんの本を今後も読んでいくことが知識となっていく。

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2014/01/21

城山三郎さんと吉村昭さん、伊集院静さんの対談を読みたくて購入。序盤はやはり戦争に関する固い内容の対談が多く、似たテーマが多いので同じ話題がちらほら出てきます。が、吉村昭さんとの対談になると同年代ってことと、場所が居酒屋?ってこともあってかそれまでの固い内容じゃなく完全におじいちゃ...

城山三郎さんと吉村昭さん、伊集院静さんの対談を読みたくて購入。序盤はやはり戦争に関する固い内容の対談が多く、似たテーマが多いので同じ話題がちらほら出てきます。が、吉村昭さんとの対談になると同年代ってことと、場所が居酒屋?ってこともあってかそれまでの固い内容じゃなく完全におじいちゃん同士の語り合いでなかなか面白いです。この二人の対談は★4で。 戦争に関する小説はたくさんありますが、やはり、戦争を直に体験した人たちの残したものを少しでも読んでおきたいな、と思います。

Posted byブクログ

2011/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

城山三郎さんと、8名の著名人との対談集です。 私にとっては、ソニー元社長の大賀典雄さんとの対談と、作家・伊集院静さんとの対談が、印象的でした。 大賀典雄さんとの対談での印象的なキーワード ・野放図ではない楽天家 ・少々無理な状態の中に置く 伊集院静さんとの対談での印象的なキーワード ・よく本を読む ・何でもできる人は何もできない

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