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社長の椅子が泣いている の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2019/10/29
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ヤマハ、ダイエーを渡り歩いたプロ経営者の河島博の物語。最も学べたことは「ビジネスの神様」という第三者の視点を強く持って意思決定することの効果である。また、営業における立体で考える思考だ。コンサルタントよりも、コンサルタントとしての働き方を知ることができた。 「今日まで自分を導いてきた力は、明日も自分を導いてくれるだろう」

Posted byブクログ

2009/10/04

ヤマハ、ダイエーのV字回復時代を率いたサラリーマンの話。 えげつない人事、オーナー社長のエゴなどに振り回された男の話でもある。 リーダーシップ、V字回復のアプローチはスタンダード。 ビジネスの世界は理論は実践するかしないか、行動するかしないかに尽きるという事をあらためて思う。 評...

ヤマハ、ダイエーのV字回復時代を率いたサラリーマンの話。 えげつない人事、オーナー社長のエゴなどに振り回された男の話でもある。 リーダーシップ、V字回復のアプローチはスタンダード。 ビジネスの世界は理論は実践するかしないか、行動するかしないかに尽きるという事をあらためて思う。 評論家や傍観者ではなく、あくまでも行動する人間になろう。 そう思わされた。 この本から何を学ぶかはその人次第だろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

昨年亡くなったヤマハの元社長河島博氏の、ヤマハ時代そしてダイエー時代にワンマン経営者に仕え、それら特有の困難に直面しながらも自分の仕事をやり抜いた人生を、特に周辺の人々からの取材によって明らかにしていくノンフィクション。ただ、ワンマン経営者自体には、確かに性格や判断に問題がある場...

昨年亡くなったヤマハの元社長河島博氏の、ヤマハ時代そしてダイエー時代にワンマン経営者に仕え、それら特有の困難に直面しながらも自分の仕事をやり抜いた人生を、特に周辺の人々からの取材によって明らかにしていくノンフィクション。ただ、ワンマン経営者自体には、確かに性格や判断に問題がある場合があるとはいえ、それ故、最初の段階では会社が大きくなり、それがメリットとなった部分もあったと思うのだが、それらについては殆どふれられておらずそれが残念。河島氏に焦点を当てているので当然のことだとは思うが、ひどい目に遭わせた側の故川上源一氏については、問題とコンプレックスの塊のように描かれており、若干、消化不良が残る。彼はそれ程までに問題人物であったにも拘わらず、ヤマハという能力のある会社のトップであったが為に、どうにか社長として長期成り立っていたのか、それとも、やはり彼の問題のある性格が何らかの形で、ヤマハという会社を成立させるのに、当時は役立っていたのかをもう少し知りたくなった。

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