渋谷 の商品レビュー
ゼミの先生紹介本。現代の母娘の生きにくさ。自身はどうかと、振り返り。 昔読んだ「理由なき抵抗」(前原大輔著)を思い出した。
Posted by
尊敬する藤原氏の「渋谷」 このシンプルな装丁。綴られたものとのギャップ。素晴らしいね 環境が混沌とし過ぎると、心に訪れるは静寂のみだ。波の立たない海に思いを馳せられるとでも? 切なく、そして痛かった。 過去に消えていった痛みの断片を忘れないように、と繰り返し読んでいる。
Posted by
面白かった。 読み終わって1年以上が経過するのだけど、 断片的に内容を憶えている。 そいうった本は余り無いよ。
Posted by
初めて渋谷に来たときの人の多さに圧倒された感覚はまだけっこう鮮やかだ。 何人かの少女と、元少女と藤原さんの交流。 そこに描かれている個々の問題よりも、それを通して浮かび上がる、 また藤原さん自身も考え直す、写真の力なるものを、より追ってみたい。
Posted by
藤原新也は好きな写真家の一人だし、その著書も好きです。若者について取り上げる時も、その若者たちが生きている地面に降りてきて、しかも決しておもねらない。それは決して簡単なことではなく、著者の人生と思索の深さをそこに感じてしまいます。 ▼写真とは文章や絵といった他のメディアと異なっ...
藤原新也は好きな写真家の一人だし、その著書も好きです。若者について取り上げる時も、その若者たちが生きている地面に降りてきて、しかも決しておもねらない。それは決して簡単なことではなく、著者の人生と思索の深さをそこに感じてしまいます。 ▼写真とは文章や絵といった他のメディアと異なって、目の前にある“いま”を写しとり、表現するメディアだ。つまり写真行為とは被写体となる人の“今現在の姿を肯定する”行為でもある。▼ 2010/1/26 読了
Posted by
綾野剛くん主演映画の原作、ということで映画を観てから貸していただいて読みました。 カメラマン藤原新也氏が少女たちを撮る際に感じたことなどを綴ったもので、とくに渋谷限定の内容でもないのですが…十代から二十代にかけての時期、さまざまな問題を抱えつつ、何者にもなれずに、誰かに見られた...
綾野剛くん主演映画の原作、ということで映画を観てから貸していただいて読みました。 カメラマン藤原新也氏が少女たちを撮る際に感じたことなどを綴ったもので、とくに渋谷限定の内容でもないのですが…十代から二十代にかけての時期、さまざまな問題を抱えつつ、何者にもなれずに、誰かに見られたい、という思いを抱えている子たちの姿は、どこか自分にも思い当たる部分があって、なんだかなつかしかったです。 そういえばあの時期私もよく渋谷に行ってたなあ、とか。 地べたから他人を見下す、という感じはよくわかる気がしました。 今はもう、あまり切実には思い出せないけど。 文庫が出たらしいので買ってこようかなー。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて。 うーん、新しいと言えば新しい切り口なのかしら。 写真家目線で現代の若者に迫る、といった感じ? 他人だからこういう若い人に近づけるのかな? 反抗期で不安定な年齢の人たちの不幸ぶった言動が好きではないので、 そういう子たちとの関わりをピックアップされても、いい気分はしなかった。 まあ、こんな風に本にするとしたら、ドラマチックじゃないとだめなのかもしれないけど。
Posted by
久しぶりに藤原新也を読んだ。「乳の海」以来だから20年ぶりくらいか。写真が少なく、ちょっとがっかり。相談室のおじさんの手記の如く。もう少し突込みが欲しいところかな、藤原さんだったら。
Posted by
図書館にて。 カメラマンがこのようなカタチで若者を救えるのだとはっとしました。 迷っている若者の救いになるならどんどん撮ってあげてほしいと勝手ながらに思う。
Posted by
東京メトロのフリーマガジン『メトロミニッツ』に、彼が寄稿する「撮りながら話そう」というエッセイを読んで購入。 カメラをコミュニケーションツールとして、親とのディスコミュニケーションに陥った3人の少女が抱える心の闇に触れる。 コミュニケーションツールが発達しても、人のコミュニ...
東京メトロのフリーマガジン『メトロミニッツ』に、彼が寄稿する「撮りながら話そう」というエッセイを読んで購入。 カメラをコミュニケーションツールとして、親とのディスコミュニケーションに陥った3人の少女が抱える心の闇に触れる。 コミュニケーションツールが発達しても、人のコミュニケーション能力が必ずしも高くなるわけではい。彼の場合、カメラ技術とコミュニケーション能力の高さがあってのことだが、カメラも使い方次第で有用なツールに。
Posted by
- 1
- 2