逆説の日本史(13) の商品レビュー
長いシリーズの中で1番読みづらかった回でした… 話が未来に行ったり過去に行ったり外国に行ったり現代に行ったりと忙しい。
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戦国から江戸に時代が代わるところで、下剋上精神から鎖国状態とあまりに特色が違う移り変わりなのに、その意識の変容がある事を意識したことなかった。ので、新鮮だった。当時のその政治家の文化や教養背景で見ると筋が通った政策をしていたんだと思うと、面白い。
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- ネタバレ
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2006年刊行。初出04〜05年。 源平合戦の頃から感じていたが、織豊期まで来るとかなり苦しい。 文献検討の粗と引用不在の不誠実さが目に付くからだ。それと、週刊誌仕様(一定の字数維持が必要)のため、表現がこなれていないのと、要らぬ重複が多い。今後、このシリーズを買い続けるかは??、といったところか。ザッピングで足りそうな気もしている。 ただし、千利休に影響を及ぼした織田信長、という視点のみは面白い(ただし著者の信長評には疑問も多いが)。
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徳川家康没後から鎖国までの歴史。さらには茶、歌舞伎といった文化に触れる。 今回もっとも興味深かったのは鎖国というのは、「〇〇年より鎖国とする」という形で正式に出されたものでなく、なんとなく問題を先延ばしにしているうちに、気が付けば鎖国になっていたという話。こんな重大な問題が空気で...
徳川家康没後から鎖国までの歴史。さらには茶、歌舞伎といった文化に触れる。 今回もっとも興味深かったのは鎖国というのは、「〇〇年より鎖国とする」という形で正式に出されたものでなく、なんとなく問題を先延ばしにしているうちに、気が付けば鎖国になっていたという話。こんな重大な問題が空気で決まってしまったというのは怖い話。でも今の日本を見ていると・・・ 会社でもこういう事はよくある。 この巻も井沢節が冴えわたり、非常に楽しく読めた。
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キリシタン禁制、大名改易、茶の湯、演劇、儒学、、、江戸時代のいろいろ。 「鎖国」という言葉が後に語られた言葉だということを知る。 いろいろと発見がある、とても素晴らしい本である。
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