美しき日本の面影 の商品レビュー
なじ■ 日本の風景の美しさとか、人の心の美しさとか、 「妖精」の面影をしみじみと感じられました。
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さださんの少年期からの足跡を面白おかしく、時にはしんみりとさせてくれる作品です。顔の広さに圧倒されますが、人々との交流の中に垣間見える人柄の良さが日本の「妖精たち」を惹きつけているのではないでしょうか。それにしても、日本の東西の端っこで似たような料理があることに驚きました。一度食...
さださんの少年期からの足跡を面白おかしく、時にはしんみりとさせてくれる作品です。顔の広さに圧倒されますが、人々との交流の中に垣間見える人柄の良さが日本の「妖精たち」を惹きつけているのではないでしょうか。それにしても、日本の東西の端っこで似たような料理があることに驚きました。一度食べ比べをしてみたいものです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
16篇の短篇から成る旅に関するエッセイ集。歌い手として日本中を旅してきた著者。妖精の住む日本をこよなく愛し、日本国中を旅する時に感じたことをつづっている。 青春時代の終わりと告げる思い出を描いた「卒業」が良い。高校を卒業し、ある者は就職、ある者は進学とそれぞれの道を切り開く直前。最後の思い出にと仲間同士で卒業旅行へと出発する。「責任と自由との天秤計」、「甘えと我慢との天秤計」の臨界点に立つその瞬間の描写がみずみずしく、そしてせつない。 最後の一日、津和野の三本松城跡に登る時の風景の美しさから名曲「案山子」が生まれたという。 他に、「月の国の物語」、「酒はしづかに飲むべかりけり」など。
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2010年8月23日 読了。 こっそり敬愛しているさだまさし先生のエッセィ、なのかな。 NHKで月一くらいで深夜に放送している「今夜も生でさだまさし」(名前は変わるらしい、というか正しい番組名を知らない)というトーク番組が好きで欠かさず観ている。そこでも思うけれど、さだまさし...
2010年8月23日 読了。 こっそり敬愛しているさだまさし先生のエッセィ、なのかな。 NHKで月一くらいで深夜に放送している「今夜も生でさだまさし」(名前は変わるらしい、というか正しい番組名を知らない)というトーク番組が好きで欠かさず観ている。そこでも思うけれど、さだまさしはやはり「日本人」なんだなぁ、と。日本を愛し、日本人を愛し、日本人であることに誇りを持っているんだなぁ、と。 この本もそんな感じ。 音楽というジャンルの芸術家であり、自身で作詞もするさだまさしは、表現が独特でおもしろい。語彙の豊かさというと安易かもしれないけれど、適度なユーモアと丁寧な「ことば」が心地よい。
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妖精はもともと西洋の生まれではないか? 日本の美しいものを語るとき、「妖精」と言われてもピンと来ない。
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