おじいさんのダイヤモンド の商品レビュー

セシリ・ジョセフス・イッタ(著者),池上彰(訳者)

2022/12/28

大昔掘り出されカットされたダイヤモンドは色々な人の手を渡り、売られ、ユダヤ人のおじいさんの手に。銀行に預けられた後、60年以上たってから孫が引き取りに行く。
副題は「富を考える」となっていますが、人の運命や戦争の虚しさ(おじいさんは第二次世界大戦に巻き込まれていく)のほうが心に残る印象でした。小さくて薄い(40P)本ですが、高学年に向いています。読み聞かせしたい本です。池上彰さん訳で気になって読んでみたんですが、とても良かったです。

2022/06/02

すぐに読める絵本です。
けれども、考えさせられることはいっぱい！
1回読んだだけでは、まだ何も理解していない気がします。
時をおいて、また読みます。

2020/04/04

ユダヤ人のお爺さんがもしもの時のためにイギリスの銀行にあずけたダイヤモンド。時代は流れて…。

テーマは重たいけど言葉がシンプルなので、読み聞かせに良いと思う。少し大きな人達に。