光武帝(上) の商品レビュー
光武帝は、漢帝国の中…
光武帝は、漢帝国の中興の祖。後漢初代皇帝劉秀。倭の奴国に金印を下賜した皇帝です。この作品は、その劉秀が若き頃、皇帝となるまでのお話です。上巻は、まだ劉秀の属する南陽劉氏は蜂起に至っておらず、王莽政権への反乱の嚆矢となった呂母の乱、赤眉の蜂起が中心になります。劉秀は、新帝国の都であ...
光武帝は、漢帝国の中興の祖。後漢初代皇帝劉秀。倭の奴国に金印を下賜した皇帝です。この作品は、その劉秀が若き頃、皇帝となるまでのお話です。上巻は、まだ劉秀の属する南陽劉氏は蜂起に至っておらず、王莽政権への反乱の嚆矢となった呂母の乱、赤眉の蜂起が中心になります。劉秀は、新帝国の都である常安(長安)に遊学中であり、まだ「王莽打倒」を考えてはいません。王莽の儒学に凝り固まった時代錯誤な政策は、困ったものだとは思いながら。光武帝の漢復興は、劉邦の漢樹立ほど有名ではないので、伏波将軍馬援以外、実在と架空の登場人物の区
文庫OFF
後漢を起こした皇帝の青年期から皇帝になるまでのお話で、上中下の三巻からなります。地名人名が馴染みにくく、大変お話のスケールが大きいのですこしわかりずらいですが、その時期の中国という国がとてもよくわかります。もっと主人公の光武帝(龍秀)の魅力が引き出されていたら良いのに、と思いつつ...
後漢を起こした皇帝の青年期から皇帝になるまでのお話で、上中下の三巻からなります。地名人名が馴染みにくく、大変お話のスケールが大きいのですこしわかりずらいですが、その時期の中国という国がとてもよくわかります。もっと主人公の光武帝(龍秀)の魅力が引き出されていたら良いのに、と思いつつ、反対にこの書き方や表現がよいのだとも思います。丁寧に読むと面白い本です。
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上巻 特にこれといった面白さはない。 中国史は詳しいわけではないが、国の変わり目、特に前王朝が滅んでしまうので、日本人には理解しにくいか。 前漢、後漢と続くのはめずらしいのでは しかし、これも次王朝のトップがたまたま血流のせいか
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私が初めて後漢前の歴史に触れた一冊目の図書。王奔に対し旗を揚げた 後に光武帝と呼ばれた人に関する小説。当時の社会状況を大まかに理解 できるだけでなく、後漢崩壊の三国志とは対照的にあまりスポットを当てら れる事が少ないこの時代を好きになれる、そういう本です。中国史専攻して て、良い...
私が初めて後漢前の歴史に触れた一冊目の図書。王奔に対し旗を揚げた 後に光武帝と呼ばれた人に関する小説。当時の社会状況を大まかに理解 できるだけでなく、後漢崩壊の三国志とは対照的にあまりスポットを当てら れる事が少ないこの時代を好きになれる、そういう本です。中国史専攻して て、良いネタが見つからない人や三国志以外の中国史に手を付ける人に とって良い本ではないでしょうか。
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全3巻。 話の骨組みはちょっと面白い。 けどね。 なんかなあ。 状況の説明を登場人物にさせ過ぎ。 昔のマンガみたい。 べたな。 でもマンガみたいな軽快さは無し。 結果、自説タイプじゃないけど説明くさい。 印刷屋でイラストレーターだった異色の作家さん。 だからかなあ。 話はそ...
全3巻。 話の骨組みはちょっと面白い。 けどね。 なんかなあ。 状況の説明を登場人物にさせ過ぎ。 昔のマンガみたい。 べたな。 でもマンガみたいな軽快さは無し。 結果、自説タイプじゃないけど説明くさい。 印刷屋でイラストレーターだった異色の作家さん。 だからかなあ。 話はそこそこ。 文章が嫌。 もったいない。
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光武帝(^^ゞ この時代の人が描かれるのは初めてでは?(おっと、“王莽”がありました(^^ゞ) 赤眉の乱の前からスタート。現代の人間だと分からない部分を現代に例えて書いてくれているのは◎ですが・・・ 時代小説的じゃない気も(^_^;) 上巻なので、「前置き的」なのは否めず。中巻下...
光武帝(^^ゞ この時代の人が描かれるのは初めてでは?(おっと、“王莽”がありました(^^ゞ) 赤眉の乱の前からスタート。現代の人間だと分からない部分を現代に例えて書いてくれているのは◎ですが・・・ 時代小説的じゃない気も(^_^;) 上巻なので、「前置き的」なのは否めず。中巻下巻に期待。
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