でかした、ジーヴス! の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
お坊ちゃまバーティー・ウースターと頭脳明晰な完璧執事ジーヴスの普通でない日常を描いた短篇11作。今回もおおいに笑わせてくれる。ウッドハウスのふざけた序文も効いている。短篇タイトル『ジーヴスと迫りくる運命』『シッピーの列島コンプレックス』『ジーヴスとクリスマス気分』『ジーヴスと歌また歌』『犬のマッキントッシュの事件』『ちょっぴりの芸術』『ジーヴスとクレメンティーヌ嬢』『愛はこれを浄化す』『ビンゴ夫人の学友』『ジョージ伯父さんの小春日和』『タッピーの試練』ビンゴ夫人の学友を巡ってのドタバタが可笑しい。女の友情って…^^;Very Good,Jeeves!P.G.Wodehouse1930
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『ジーヴスと迫りくる運命』 アガサ伯母さんの命令で大臣と過ごすバーディ。白鳥のすむ島に孤立したバーディと大臣。アガサ伯母さんのもくろみ。 『シッピーの劣等コンプレックス』 恋するシッピー。恋人に愛も告白できず子供のころの校長先生の要請を断ることもできない。壺をめぐるジーヴス...
『ジーヴスと迫りくる運命』 アガサ伯母さんの命令で大臣と過ごすバーディ。白鳥のすむ島に孤立したバーディと大臣。アガサ伯母さんのもくろみ。 『シッピーの劣等コンプレックス』 恋するシッピー。恋人に愛も告白できず子供のころの校長先生の要請を断ることもできない。壺をめぐるジーヴスとバーディの闘い。ジーヴスの力技。 『ジーヴスとクリスマス気分』 恋したバーディ。、モンテ・カルロ行きをキャンセルして彼女の元へ。タッピー・グロソップとその叔父の登場。二人が仕掛けたいたずら。 『ジーブスと歌また歌』 恋したタッピー。タッピーの恋を阻止するためダリア伯母さんの命令で歌を歌うバーディ。 『犬のマッキントッシュ事件』 アガサ伯母さんの愛犬を預かったバーディ。ボビーの依頼で食事場所を提供した時に贈呈されてしまった愛犬奪回作戦。 『チョッピリの芸術』 車にはねられた友人。その犯人にされたバーディ。代償は恥ずかしいポスター。 『ジーヴスとクレメンテ嬢』 女学園から抜け出した少女を秘密裏に学園に戻すことを依頼されたバーディ。木に登っているところを巡査につかまるバーディ。
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遊んで暮らせる身分の青年バーティーと、彼の執事(紳士お側付きの紳士)ジーヴスの話。 今回は短編集。際立っていたのは、なんと言っても「シッピーの劣等コンプレックス」。パターと花瓶とジーヴス。他にも、怒れる白鳥と対決とか、勝手に主人をクレイジーな人間に仕立て上げるだとか、「お茶の時...
遊んで暮らせる身分の青年バーティーと、彼の執事(紳士お側付きの紳士)ジーヴスの話。 今回は短編集。際立っていたのは、なんと言っても「シッピーの劣等コンプレックス」。パターと花瓶とジーヴス。他にも、怒れる白鳥と対決とか、勝手に主人をクレイジーな人間に仕立て上げるだとか、「お茶の時間にお茶をいただけない女性」とか。割と突き抜けている感のある一冊だった。面白かった
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ジーヴスものは楽しい!いつものパターンでも吹き出します。国書刊行会のウッドハウスコレクションの5冊目。06年7月発行。原作は1930年。いぜんは世紀初頭ぐらいのイメージで読んでましたが、クララ・ボウにグレタ・ガルボが少年の憧れという時代なんですね。作品中に投影があると言われる義理...
ジーヴスものは楽しい!いつものパターンでも吹き出します。国書刊行会のウッドハウスコレクションの5冊目。06年7月発行。原作は1930年。いぜんは世紀初頭ぐらいのイメージで読んでましたが、クララ・ボウにグレタ・ガルボが少年の憧れという時代なんですね。作品中に投影があると言われる義理の娘のあとがきやウッドハウスの結婚のいきさつなども興味深いです。
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粒ぞろいな11篇が収録。いつもの面々がいつものしょうもない騒動を起こし、バーティがキチガイ扱いされたり、白鳥に追い回されたり、片思いをジーヴスに却下されたりと賑やか。あまり突飛な服装をしなくなったのがいささか寂しく、そろそろビンゴの話しはもういいよ、と思えてくるので★一つ減。
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2008/01/10読了 ウッドハウスコレクションの5作目の短編集。バーティーの元に、アガサとダリアの両伯母さん、ビンゴやタッピーが厄介ごとを持ち込んで、ドタバタ開始。 それを、最終的にジーヴスが丸く収める、というお決まりのパターンだけれども、やっぱり面白い。 ミルフィ−ユの様に...
2008/01/10読了 ウッドハウスコレクションの5作目の短編集。バーティーの元に、アガサとダリアの両伯母さん、ビンゴやタッピーが厄介ごとを持ち込んで、ドタバタ開始。 それを、最終的にジーヴスが丸く収める、というお決まりのパターンだけれども、やっぱり面白い。 ミルフィ−ユの様に積み重ねられた、くどいぐらいの修飾語句(しかも、けして褒め言葉ではない)にも、相変わらず笑わせられる。 読み終わった後には、何も残りませんけれども、気分はスッキリします。
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頭脳明晰な執事、ジーヴスの活躍の数々。と、なんとも間抜けなご主人様、ウースター家の厄介者(でも、愛すべき)バーティーの話。楽しかったです。
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面白かった記憶はあるんだがどういう話だっただろう…。ウシ型クリーマー?おや、それはウースター家の掟だったか。
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シリーズ第五作目。今回は短編集。 池袋乙女ロードで執事喫茶がブームらしいが、まさかジーヴスもそのブームに巻き込まれているとは、思いもしなかった。 すげえな、乙女。 けど、ジーヴスは基本的に主人より上の立場にいる執事だからなあ。 そのあたりどうなんだろう。 ...
シリーズ第五作目。今回は短編集。 池袋乙女ロードで執事喫茶がブームらしいが、まさかジーヴスもそのブームに巻き込まれているとは、思いもしなかった。 すげえな、乙女。 けど、ジーヴスは基本的に主人より上の立場にいる執事だからなあ。 そのあたりどうなんだろう。 でも、ジーヴスの様な執事がいれば、全て世は事もなしというのは確かな事実だ。 それはさておき、やっぱり、主人のバーティが可哀想過ぎる。 この本の中に出てくる人物の中で、バートラム・ウースターなどどうなってもいいと思っていない人物は、一人もいない。 自分がやりたくないことはバーティに。 バーティの持っているものは全て自分のもの。 それが彼奴らのスタンスだ。 そんな具合に徹底的にナメられてるのに、なぜかバーティは怒らない。 彼奴らのナメきった行動の尻拭いをジーヴスにしてもらって、彼はとてもジーヴスに感謝し、困難な状態を回避できたことをひたすら喜んでいる。 騎士道精神といえば、騎士道精神に溢れているけど、バカといえば、バカだよなあ。 それが面白いんだけど。
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