一瞬の風になれ(第2部) の商品レビュー

佐藤多佳子【著】

2009/10/07

高校生の一人称で語られる物語は、文章も易しくて読みやすいのだけれど、
時々、ハッとさせられる箇所に出会う。
スポーツを通して身体で得る知識って、深いよなあ、と思う。

学生時代、部活に明け暮れていた人にもオススメです。
あ、私か。（笑）

2009/10/07

冬のオフシーズンを経て、高校2年生に進級した新二。冬場のフォーム作りが
実を結び、スピードは着実に伸びている。天才肌の連も、合宿所から逃げ出し
た1年目と違い、徐々にたくましくなってきた。新入部員も加わり、新たな布陣
で、地区、県、南関東大会へと続く総体予選に挑むことになる。
新二や連の専門は、100mや200mのようなショートスプリント。中でも、2人が
やりがいを感じているのが4継（400mリレー）だ。部長の守屋を中心に、南関東
を目指してバトンワークの練習に取り組む新二たち。部の新記録を打ち立て
つつ予選に臨むのだが、そこで思わぬアクシデントが……。

2010/05/28

新二達が冬のオフシーズンを経て
２年生になり陸上選手としての体の変化と成長
そして先輩や後輩とのつながり、ほのかな恋。
天才肌の連や兄の健ちゃんを側で見て感じて
可能性を捨てたくない言葉だと思いながらでもずっと
しがみついているわけには行かない言葉だとも思っている新二。
どうして走るのか？　お前の夢は何か？
速くなる。シンプルな夢。
走ること。ただ走ること。走ること。その力。

風を巻き起こし自分の足で作り出すこのスピードと
爽快感。体が飛ぶんだ。

一匹狼的な連が先輩守谷さんを慕う姿や
個人種目である１００Ｍや２００Ｍよりも
４人で走る４継リレーに思い入れを持つ姿。
いいなぁ、青春だ。
リレーは見てる私たちもワクワクするが
やはり走っている選手はそれ以上に思い入れがあるものなのだろう。

2009/10/04

高校の陸上競技の話です。
全３冊あるうちの２冊目です。
みんなどんどん成長していきます。
今回は谷口さんがいいです。
谷口さんみたいな女の子好きです。
守屋さんもいいですね。
陸上競技もリレーの楽しさがわかってきました。
オリンピックも見てみたいなぁと思いました。
最終巻も楽しみです。

2009/10/04

08.2.17/読了■あらすじ■春野台高校陸上部、特に強豪でもないこの部に2人のスプリンターが入部した。新二と連の物語
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■感想■相変わらずの爽やかさ！時々クスッと笑えて時々ポロッと泣ける。続きが読みたいです

2009/10/07

途中までガンガン読めた〜！やっぱり面白い！！！泣けるシーンも多いし！！でも…でも途中でそんなぁ〜…ていう感じ。つらいけど乗り越えるんだろうな、お兄ちゃんも復帰してほしい。そして続きが早く読みたい！！08.01読了。

2009/10/04

トラックの上を走る爽快感と試合前のガチガチの緊張は、元陸上部なら分かる！
新二が陸上に本気で目覚めはじめる。ちょっとドキドキ。
ラストの健ちゃんの話でちょっと面白くなってきた。
やっと盛り上がって…きたかな？もうちょっと、あと少し！

2009/10/04

面白い。
陸上部の話なのですが、100メートルを約10秒で走りぬく、その様子は引き込まれます。
高校生が主人公なのですが、自分の高校時代部活に励んでいた頃を思い出す、今、自分に何かが足りないようなものを、この小説は教えてくれます。
（全3巻）

2009/10/04

2008年1月11日

走る時、走っている時の描写がすごい。
心理描写もすごい。
健ちゃんの事故や、新二が連をほんの少しの間だけ抜かして一位になったり、たくさん展開して面白かったです。

2014/07/13

一巻より二巻のが面白い！
いやーやばい。
陸上って、短距離って、
すごいんやなあ、
そんで新二はもっとすごい。
こんな努力の人が、
掴むんやろうなと思う。
んで解る、新二の気持ちすごい。
届かない追いつけない、でもほっとけない。
やから身近に感じるんやろ思う。
んでもって三輪先生。
こんな人の下でできたら、
もう頑張るしかないよな。
まして認められて。
それは新二の頑張りやけど。
何してんねんって思う、自分、
しゃんとせえって、
新二を見習わなって。
頑張れ新二、連に追いつけ！