二宮尊徳に学ぶ経営の知恵 の商品レビュー
・積小為大:大事を成し遂げようと思う者は、まず小事を努めるがよい。 ・(尊徳は)円や球に特別の関心をもっていた ・分度に基づく計画的な支出によって余剰を生みだし、その余剰を「他人の ために推し譲ること」が倹約なのである ・モノや人に備わる良さ、取り柄、持ち味のことを「徳」...
・積小為大:大事を成し遂げようと思う者は、まず小事を努めるがよい。 ・(尊徳は)円や球に特別の関心をもっていた ・分度に基づく計画的な支出によって余剰を生みだし、その余剰を「他人の ために推し譲ること」が倹約なのである ・モノや人に備わる良さ、取り柄、持ち味のことを「徳」と名付け、 それを活かして社会に役立てていくことを「報徳」と呼んだ ・万象具徳 あらゆるものに徳がある ・人々の「心田開発」-怠、奢、奪から勤、倹、譲へ-が尊徳の願い ・報徳の四綱領: 至誠(Honesty)、勤労(Diligence)、分度(Economy)、推譲(Sacrifice)
Posted by
二宮尊徳の思想はきわめて具体的、実践的だ。 貧困に苦しむ村や藩を魔法をかけるように再興してみせる。 彼はいったいどのようにしてこうした知恵を得たのか、奇跡のような人だ。 彼の事象に対する態度は毅然とし、そしてあたたかい。 指導者とはかくあるべきという模範の人。
Posted by
江戸時代後期にここまでの人物が我が国にいたのかという個人的再発見。なるほど全国の小学校に銅像が建っていたわけだ。それも戦前の教育の反動でいまや顧みられることがなくなってしまったのは大きな間違いだ。刻苦勉励、農村再生、河川工事といった表面ではなく、トータルでの思想体系がしっかりして...
江戸時代後期にここまでの人物が我が国にいたのかという個人的再発見。なるほど全国の小学校に銅像が建っていたわけだ。それも戦前の教育の反動でいまや顧みられることがなくなってしまったのは大きな間違いだ。刻苦勉励、農村再生、河川工事といった表面ではなく、トータルでの思想体系がしっかりしていて西欧の哲学とも引けを取らない。より一層研究していきたい人物である。
Posted by
- 1