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天才たちの値段 の商品レビュー

3.2

35件のお客様レビュー

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    2

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  3. 3つ

    17

  4. 2つ

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2011/10/06

この作者を読むのは二冊目。こちらは面白かった。本当の天才に凡夫が会ってしまうと、心酔するしかなくなるのかな?主人公の存在が哀しい。

Posted byブクログ

2011/09/10

「本物」を「味覚」で鑑定できる神永美有と、美術史学者佐々木(主人公)が登場の美術ミステリー短編集5話。こういう隙間を埋める内容は好きなので、面白かったけど、神永の能力はなかなか文章では使い辛いんじゃないかと…。時々文章が読み辛いような。

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2011/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

佐々木、神永シリーズの第一弾。何故か、続編の方から先に読んでしまっていました。いつもは読み飛ばしてしまいそうな蘊蓄も、また楽しいです。ただ、神永君の能力の設定が余り強力すぎるような気がします。

Posted byブクログ

2011/06/21

美術ミステリーといえば「ダ・ヴィンチ・コード」か「ギャラリーフェイク」か。でも、そこまで薀蓄はいらないし、もっとライトな感じでいいんだよなー。という自分にはこのぐらいの軽さがちょうどいい。「美術品の真贋を舌で見分ける天才美術探偵・神永美有」というキャラもいいけど、彼が主人公じゃな...

美術ミステリーといえば「ダ・ヴィンチ・コード」か「ギャラリーフェイク」か。でも、そこまで薀蓄はいらないし、もっとライトな感じでいいんだよなー。という自分にはこのぐらいの軽さがちょうどいい。「美術品の真贋を舌で見分ける天才美術探偵・神永美有」というキャラもいいけど、彼が主人公じゃない。という点が好ましい。ちょっと「神の雫」を髣髴とさせられたりもするんだけど。大学の美術講師・佐々木が秀才肌というのも泣かせる。クセのある文体だけど、はまった。

Posted byブクログ

2011/03/14

天才的な鑑識眼(舌??)を持つ神永と、大学教授の佐々木が、美術品に秘められたミステリーを説いていくストーリー。 短編集だし、美術に造詣がなくても読みやすい。

Posted byブクログ

2011/02/10

神永よ、友だち少ないだろう… 佐々木よ、なぜお前はそんなにポジティブなんだ… 私なら恥ずか死してるぞ。

Posted byブクログ

2011/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で偶然借りたにしてはカナリ面白かった気がする。 だが去年1度読んだきり記憶がない。 たしか「味覚」で美術品の本物かどうかを見極める青年が居たり、とんでもない作品を作る少女が居た・・・ハズ! 兎に角最初の文章の書き方がカナリ上手かった。完全に騙された記憶がある。結果として青年と主人公(たしか教授だった)がその後、協力して出来ごとを可決し別れる話。 ・・・思い出せん。しかも続きあるとしってビックリ。

Posted byブクログ

2010/10/13

美術ミステリ。ちょっぴり高尚な雰囲気も味わえて、謎解きの過程ではミステリも味わえます。美術薀蓄もなかなか知ることのない面が多くって、「へえ、そうなのか~」とためになります。でも……フィクションだというのを忘れて、うっかり信じてしまいそうですね。 お気に入りは「早朝ねはん」。エアロ...

美術ミステリ。ちょっぴり高尚な雰囲気も味わえて、謎解きの過程ではミステリも味わえます。美術薀蓄もなかなか知ることのない面が多くって、「へえ、そうなのか~」とためになります。でも……フィクションだというのを忘れて、うっかり信じてしまいそうですね。 お気に入りは「早朝ねはん」。エアロビクスをする御釈迦様……見たいです(笑)。だけどその真相がまさかあんな大真面目なものだったとは!

Posted byブクログ

2010/10/10

『天才までの距離』に合わせて再読。神永未有シリーズの第一弾である連作短篇集。派手さはないものの端正で美しい美術ミステリ。繰りだされるペダントリに酔いしれるうち、二転三転するどんでん返しに巻き込まれ、最後には鮮やかな真相が。お気に入りは「早朝ねはん」。

Posted byブクログ

2010/09/11

美術の助教授、佐々木は、本物を見ると甘さを感じるという天才鑑定家の青年・神永に出会う。 有名な絵画が出てきて、楽しい。 詳しい事情はひたすら感心して読むしかないが… 才能を認め、信頼を増していく関係。 気分良く読み進められました。

Posted byブクログ