ルビコン の商品レビュー

トムホランド【著】,小林朋則【訳】,本村凌二【監修】

2014/10/12

［　内容　］
ポンペイウスは吠え、キケロは苦悩し、カエサルは決断した。
独創的な切り口と熱い筆致と鋭い歴史眼とで新たに語られる、壮大でスリリングな歴史絵巻。

［　目次　］
第１章　矛盾だらけの国家
第２章　シビュラの呪い
第３章　幸運の女神
第４章　スッラ、帰る
第５章　名声を求めて
第６章　死肉の宴
第７章　快楽のつけ
第８章　三頭政治
第９章　イカロスの翼
第１０章　世界戦争
第１１章　共和政の死

［　問題提起　］

［　結論　］

［　コメント　］

［　読了した日　］

2014/06/01

塩野七生先生の記述する共和政とは当然ながら異なる側面にライトが当てられているところに興味深さを感じた。

2011/08/26

共和政ローマ成立時から崩壊に至る過程そして帝政の
確立までを網羅した作品です。
なかなか理解しやすくまとまっています。

安定した社会を成立させるためには構成する人員の
「公」に対する意識や我欲ではない名誉心がないと
いけないという主旨だったのかなと思いました。

ちなみに結局、カエサルがどんな人間だったか
どういう理想を目指していたかは分かりませんね。
織田信長なら暗殺されても安土城とかなんか痕跡
あるけどカエサルはなにも残ってないので。

2009/10/04

共和制ローマに興味を持つ人には是非読んで欲しい一冊。
入りにくいかもしれないけれど歴史という壮大なドラマの一端を楽しんでみてください。
ローマについての本は沢山あるだけのことはあって、知れば知るほど面白い題材だと思います。