元外交官が最前線で見てきた超一級の交渉術 の商品レビュー
プロローグで「外交とは」とウェストファリア条約云々から始まって、事例を引きながら一章で現実的な目標設定と戦略戦術の区分の大切さを、二章で一次情報と情報収集・分析の大切さを、三章でステークホルダーを判別し彼らと調整することの大切さを、四章で交渉の半分を費やすといわれる手続きや場所や...
プロローグで「外交とは」とウェストファリア条約云々から始まって、事例を引きながら一章で現実的な目標設定と戦略戦術の区分の大切さを、二章で一次情報と情報収集・分析の大切さを、三章でステークホルダーを判別し彼らと調整することの大切さを、四章で交渉の半分を費やすといわれる手続きや場所や言語などのロジスティックスの大切さを、五章で相手のメッセージの真意を読み解くことの大切さを、六章で閉塞状況における情勢変化の分析と慎重さを説明している。エピローグでは信頼関係を築くことと交渉に関する組織的な記憶を作ることを主張。元外交官の本って今まで読んだことなかったし、外交の実際みたいな面が垣間見れておもしろかった。
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