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所有と国家のゆくえ の商品レビュー

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2019/10/24

いろんな人がいろんな事を考えているんだなぁ、と、愚鈍の輩的には間抜けな感想しか吐けませんが… 新天皇即位に絡めていえば、日本国の人格的同一性を皇室が保証しているのか、ってのが気になるのだけど、そういう話はでてこないのね、アカデミズム的にはアンタッチャブルなのか… 立岩先生のス...

いろんな人がいろんな事を考えているんだなぁ、と、愚鈍の輩的には間抜けな感想しか吐けませんが… 新天皇即位に絡めていえば、日本国の人格的同一性を皇室が保証しているのか、ってのが気になるのだけど、そういう話はでてこないのね、アカデミズム的にはアンタッチャブルなのか… 立岩先生のスベカラク連発には苦笑。

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2018/11/18

<本全体、あるいは各章ごとの概要> <個人的な知識・ターム> * 覚えておきたい事(本全体の主張と関係なくともよい) + キーワードで興味のあるもの * 短い説明とページを記入 <引用> <自分の見解> * 読後感・...

<本全体、あるいは各章ごとの概要> <個人的な知識・ターム> * 覚えておきたい事(本全体の主張と関係なくともよい) + キーワードで興味のあるもの * 短い説明とページを記入 <引用> <自分の見解> * 読後感・意見・反論・補足など書きたいと思ったこと

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2018/10/14

131109 中央図書館 ペラペラ捲ってみた時は、面白そうな対談録だと思ったのだが、もう少し身を入れて読み始めてみると、自分としては空想理論にはついていけないと感じた。 ヒトも社会もすべて自然と物理法則の制約の中にあり、それ以上のものではないというところから出発しないとなあ。こう...

131109 中央図書館 ペラペラ捲ってみた時は、面白そうな対談録だと思ったのだが、もう少し身を入れて読み始めてみると、自分としては空想理論にはついていけないと感じた。 ヒトも社会もすべて自然と物理法則の制約の中にあり、それ以上のものではないというところから出発しないとなあ。こういう文系畑の人々は「自分と言う認識可能な個人」から出発してミクロ視点の議論からマクロへ敷衍するような感じであるべき社会を語るんだけど、そんなことじゃねえだろ、と突っ込みたくなる。

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2011/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 社会の不平等はなぜ生じるのか? その原点を、「自分で作ったものは自分のもの」というロックに遡る利己的で排他的な「所有」の考え方に見出し、それに替わる「他者尊重」の清新な所有論を展開する。 また「市場」が構造的に貧困を生むカラクリを明らかにし、政府の市場への介入や「分配」の理論的根拠を示す。 国家の仕組みや人々の権利を原理的に考察しなおし、マルクス主義や権力論など社会再生思想の分析を通して、「もう一つの」資本主義を探究する注目の書。 [ 目次 ] 第1章 所有の自明性のワナから抜け出す(社会の基礎に所有がある;どこまでが自分のものか) 第2章 市場万能論のウソを見抜く(市場のロジックを検証する;分配の根拠を示す) 第3章 なぜ不平等はいけないのか(平等をどのように規定するか;マルクス主義からの教訓;権利は合意を超越する) 第4章 国家論の禁じ手を破る(批判理論はなぜ行き詰まったのか;国家の存在理由) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2009/10/04

対談で読み易い文体とはいえ、前提となる社会倫理学の知識が必要。社会倫理学者、経済哲学者等、論者名が頻出。ロールズ、ノージック、ドウォーキン、A・セン…と聞いて、???であれば、先に稲葉氏の『「資本」論』とか、社会倫理学の入門書を読んでおかないとツライ気がする…。とはいえ、対談の内...

対談で読み易い文体とはいえ、前提となる社会倫理学の知識が必要。社会倫理学者、経済哲学者等、論者名が頻出。ロールズ、ノージック、ドウォーキン、A・セン…と聞いて、???であれば、先に稲葉氏の『「資本」論』とか、社会倫理学の入門書を読んでおかないとツライ気がする…。とはいえ、対談の内容はむちゃくちゃ面白い!筆者名や専門用語は、一応、巻末に簡略な紹介がある点は良心的。両者の力点や議論の食い違いも読み応えアリ。あくまでも専門的に走っている点が目に付くので、その点で★−1かなあ(思うに、稲葉氏が悪い…)。

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