再会の日々 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
陰惨極まりない集団監禁暴行致死事件の被害者の両親による著作 被害者遺族の心情を知ることができ,きわめて有益 【特に印象に残った点】 マスコミによる取材・報道は,犯罪被害者と遺族にとって災厄(というより,第二の犯罪)だと考えていたし,著者も当初はそう感じていたようである。しかし,後には,マスコミと和解し,協力関係のような間柄になっている。 近隣に住む加害者(主犯)の家族は,(被害者遺族の視線を通してではあるが)普通に生活を送れているようである。これは大いに意外であった。 被害者遺族による民事訴訟を勧める弁護士について,「ろくなもんじゃねえ」と思い込んでいたが,少なくともこの事件に関する限り,そうではなかった。
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