“イズム"で読みとく美術 の商品レビュー
でかい美術館にでも行ったとき、この時代のあの作家は何々様式の作家だからこう見ると面白いんだよね、なんて見方が出来れば良いなと思って読みました。 世の中で色々言われている、~様式って呼び方に沿って、その様式の代表的な作品を図版で紹介する本です。 全部カラーなのでとても良かった。 ...
でかい美術館にでも行ったとき、この時代のあの作家は何々様式の作家だからこう見ると面白いんだよね、なんて見方が出来れば良いなと思って読みました。 世の中で色々言われている、~様式って呼び方に沿って、その様式の代表的な作品を図版で紹介する本です。 全部カラーなのでとても良かった。 二十世紀からの、今では現代芸術とひとくくりにされるような芸術、あれって体験芸術的であるので、図版で見ててもあんまり面白くないですね。でも芸術は図版で見ても体験するほどの強い印象を受けない、となると、古典芸術なんかも実際体験してみると大きく印象が変わったりするもんなんでしょう。 というわけで図版でも感服し、体験でもさらに感服出来る古典芸術のほうが現代芸術より優れてる、ってなりませんかね。 いったい何やってるんでしょう現代芸術のひとって。まわりのことばっか気にしてさ。馬鹿でも間違いでも良いから、作品に魂込める暗いの気合いをいれて欲しいもんですよ。 ちにみに作家のなかではベラスケス、レンブラント、マネ、クールべが好きだと再確認しました。(日本だと応挙が好き。)めっちゃ王道。だってデッサンあってるし!
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