夜の言葉 の商品レビュー
居住まいを正したくなるような、そんでもってやっぱりファンタジーとか SFっていろんな可能性を秘めてるな、と思わせてくれる本。 単なる現実逃避なんかではない。 誰だって現実に生きて働いたり食べたり色々してて、ふだん芸術とか想像とか、 してる暇ねえよ、って思いがちなのだけど、 やっ...
居住まいを正したくなるような、そんでもってやっぱりファンタジーとか SFっていろんな可能性を秘めてるな、と思わせてくれる本。 単なる現実逃避なんかではない。 誰だって現実に生きて働いたり食べたり色々してて、ふだん芸術とか想像とか、 してる暇ねえよ、って思いがちなのだけど、 やっぱり誰だって、人間に生まれたからには物語を必要としていると思う。 それは経済的状況には関係ない。(貧乏暇なしだから芸術なんて馬鹿らしいっていうのはちょっとちがう。) それにしても著者の誠実で真摯な態度には感服です。 ここまで突き詰めて考えて出てきた言葉を手に取ることができるなんて幸せだ。
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「ゲド戦記」で有名なアーシュラ・K・ル=グウィンによるファンタジー・SF論を集めたエッセイ集。自らの創作についても語りながら、その広大な世界と本質、魂の深遠さが伝わってきて、興味深い内容。さまざまな場での寄稿集らしく、どこからでも思いのほか、読みやすい。
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「ファンタジーを科学する」本です。 ファンタジーマニア(笑)は一度は読んでみることをお勧めしますv あの『ゲド戦記』の作者がファンタジーとは何か?SFとは何かを熱く語ってくれています☆ そもそもファンタジーとは何か? など、「そもそもそ論」(笑)がお好きな方はぜひv
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