アインシュタイン・ゲーム の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
アインシュタインが遭遇した事件、何か関係あったか? 主人公? が関わる様になった切っ掛けの一つみたいではあったけど、あの事件の解決とかが、本筋の事件のトリックとかになんか、ちょこっとでも掠ってた? 密室殺人って部分だけじゃないか? 共通してたの。 なんか、いろいろと方向性が飛んでて、どうだろうなぁこれ、っていうのが率直な感想と印象。 登場人物の名前、性格、言葉遣い、いろいろ飛び過ぎてて。それがわざとなら「この作者すげーな!」ってなるけど、名前はともかく言動についてこれがこのひとの「素」の文体ならきついなぁ。すげぇ、おっさん臭い。古臭い。文学的な古臭さじゃなくて、ダメな方におっさんくさい。初版2006年で、9年眠らせてたからあんまりツッコミはしませんけど、「ちょべりばー」とか「感じー」とかは、ねぇわ。……ねぇわ……。 ミステリとしてはいろいろ面白くはあったけどな? ただまあ、えとだれだ、周木だ。あれと一緒で、建物の構造(ドームと左右に立つ二つの塔)を聞いた時点で、「あ、これ、ドームが回りますね」って思っちゃう。ラストのオチは好きですけどね。「じゃあ、誰が親父を殺したんだ?」って最後のとこ、とても好き。 抜粋。探偵役のおっさんの言葉より。 「(略)いいかね――妄想は無から生じない、想像をあまねく駆使するためには素材や栄養や教養がたっぷりと必要なのじゃ。(略)」 覚えておきます。
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ギャグミステリーです。 全編になにやらありえないような人物名や 実在の人物がご多分に使われていますが フィクションです(笑) しかもそういう人を集めようとした さる金持ちの家の親父という人も まあしてやってくれてます。 この本にはそういう人しか出てきません。 なので笑い要素が嫌...
ギャグミステリーです。 全編になにやらありえないような人物名や 実在の人物がご多分に使われていますが フィクションです(笑) しかもそういう人を集めようとした さる金持ちの家の親父という人も まあしてやってくれてます。 この本にはそういう人しか出てきません。 なので笑い要素が嫌いな人は 決して読まないように。 だけれども推理小説の要素は 持ち合わせていて、 かの有名な作家が使った手法を使い ただでは終わらせない作りにしています。 ギャグといえども締めるところは締めてるんです。 笑いあり、推理ありでありました。
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