声の森 の商品レビュー
安房直子だったので図書館で借りてきた。 珍しく?ほんわかもしないし切なくもならない、美味しい食べ物も出てこない、不気味でちょびっとホラーな雰囲気のお話だったー
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安房直子の短編に絵をつけた絵本。 絵本としては文字多めの物語。 「ひめねずみとガラスのストーブ」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4097264516の系統。 声の森は生き物のいない森。 迷い込んだ生き物は、こだま...
安房直子の短編に絵をつけた絵本。 絵本としては文字多めの物語。 「ひめねずみとガラスのストーブ」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4097264516の系統。 声の森は生き物のいない森。 迷い込んだ生き物は、こだまに惑わされて二度と帰れない。 森に魅かれてしまったニワトリと、ニワトリを追いかける女の子のお話。 森の描写がけっこう怖い。絵も文字もざわめいている。 これはドキドキしながら読めるなあ。 絵と雰囲気が少し、宮沢賢治や「怪鳥」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4336055440っぽい。 文字と絵から、鳥の声や風の音が聞こえる気がする。 不気味な森の怖さと、のどかな田舎家のかわいさと、絵のバランスが良い。 つぼみちゃんはもうちょっと田舎くさいほうがよかったかな。
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