現代の法学入門 の商品レビュー

山上賢一【編著】

2010/09/07

　各章ごとの終わりのページに設問がいくつか用意されており、知識の定着を確認することが出来ます。その設問は、論述を求めている形式となっており、求められていることは、ページをめくり返せばそこに書かれています。はしがきには、法律学を学ばない人が読むことを想定して本書が書かれていると断り書きがされていますので、どのような方でも、法律学に興味がおありなら、本書を手に取るべきでしょう。しかし、内容は浅く広いので、ちゃんと勉強したい方からすれば、あまり満足できない内容かと思われます。しかし、法学の概観を望むことができますので、僕のような法律の初学者は必読でしょう。