性同一性障害の社会学 の商品レビュー
性別を変更していく過程の中で、社会にどんな困難があるのか細かく書かれていてわかりやすかった。レンタルビデオ店に行けないということも確かに身分証明書が必要だと思って納得した。 性別適合手術を行うか行わないかもそれぞれによることが分かって、トランスジェンダーと一括りにすると見えなくな...
性別を変更していく過程の中で、社会にどんな困難があるのか細かく書かれていてわかりやすかった。レンタルビデオ店に行けないということも確かに身分証明書が必要だと思って納得した。 性別適合手術を行うか行わないかもそれぞれによることが分かって、トランスジェンダーと一括りにすると見えなくなってしまう細かい体験談を知ることができたのがよかった。
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個人的な主張を強く感じた。 難しく感じる項目が多いけど書いてあることはシンプルなことが多い。 が、難しい言葉を使うから読みにくい。 一つのことに拘り繰り返し、社会事態を否定しているだけのような印象をもった。
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・なりたい自分になることがどうして変態かのようにいわれるのか。 ・そもそも性別が男か女かの2つしか存在しないから問題なのではないか。 ・性別を変えられるという法律制定は、むしろ自由な性別を選べないということなのではないか。 ・MtFにしろFtMにしろ、なりたい自分として生活するた...
・なりたい自分になることがどうして変態かのようにいわれるのか。 ・そもそも性別が男か女かの2つしか存在しないから問題なのではないか。 ・性別を変えられるという法律制定は、むしろ自由な性別を選べないということなのではないか。 ・MtFにしろFtMにしろ、なりたい自分として生活するためには、必要以上に「男らしく」「女らしく」振舞わなくてはならない状況。 そんなことについて(筆者の体験も含めて)説明、主張されている本。(上記は私が印象に残った部分) 誤解を招かないための注釈が多々見られ若干くどいが、基本的には読みやすい。 2部構成になっており、1部はトランスジェンダーについて、定義や現状、とりまく状況などを社会学的に解説されている。2部は学際的に取り扱っている。 1部はまとまりがあり読みやすいが、2部は全体的に、内容も文章も発散しており若干読みにくかった。 が、1部だけでも十分にためになる。
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当事者の視点からの分析がすごいと思った。 やはり、当事者でなければ分からないことがある。 印象に残っているのは、自身の経験から、「人は「男」と「男以外」にカテゴライズしているため、女の子の輪には入れた。」という話。 モリゾーとキッコロの話も確かに!!と思った。 GIDだけでな...
当事者の視点からの分析がすごいと思った。 やはり、当事者でなければ分からないことがある。 印象に残っているのは、自身の経験から、「人は「男」と「男以外」にカテゴライズしているため、女の子の輪には入れた。」という話。 モリゾーとキッコロの話も確かに!!と思った。 GIDだけでなく、あらゆるマイノリティに言えることだと思う。
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これはなかなかの良書。 障害者用トイレに見るノーマライゼーションとかフランスのパックス法とか 「逸脱者」とは何かとか
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