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コーデックス の商品レビュー

2.7

8件のお客様レビュー

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2016/07/27

休暇中の銀行員エドワードはひょんなことから、ある公爵夫人の個人蔵書を整理する仕事を頼まれる。蔵書の整理を進めていくが、どうやら仕事の本題は幻の古写本(コーデックス)を探すことだったようで・・・。存在しないといわれる古写本(コーデックス)を巡る謎解き、本にまつわる歴史や装丁の描写が...

休暇中の銀行員エドワードはひょんなことから、ある公爵夫人の個人蔵書を整理する仕事を頼まれる。蔵書の整理を進めていくが、どうやら仕事の本題は幻の古写本(コーデックス)を探すことだったようで・・・。存在しないといわれる古写本(コーデックス)を巡る謎解き、本にまつわる歴史や装丁の描写が本好きの好奇心をかき立てる一冊となっている。 

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2013/05/12

出世街道まっしぐらな主人公が突如、探すことになった謎の本。そのコーデックスは、存在しないはずのもので・・・。 コーデックスの中身の話はとても好み。 わくわくする設定と雰囲気で後半に差し掛かるまで、期待を込めて読み進めたら・・・ わくわくした時間を返せ! と思わず叫んでしまうラスト...

出世街道まっしぐらな主人公が突如、探すことになった謎の本。そのコーデックスは、存在しないはずのもので・・・。 コーデックスの中身の話はとても好み。 わくわくする設定と雰囲気で後半に差し掛かるまで、期待を込めて読み進めたら・・・ わくわくした時間を返せ! と思わず叫んでしまうラスト。

Posted byブクログ

2012/03/03

「コーデックス」(レヴ・グロスマン:三川基好 訳)読み終った。簡潔に言うと、14世紀の本(コーデックス)を銀行員と女子大生が捜し求めるお話。龍頭蛇尾というかしりすぼみというか、まあこの手のお話って「ダ・ヴィンチ・コード」なんかもそうですが、ラストにガッカリすることが多いかな。

Posted byブクログ

2009/10/04

幻の本を追うミステリー。 帯の言葉にとっても惹かれました。 ・・・えっ!?そっちかい!! とでも突っ込みたくなる内容。 本にまつわるミステリーではあるけれど期待はずれでした。

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2009/10/04

中世の奇書を探索するミステリー。コーデックスとは、「本」の意だそう。実在を疑問視されている奇書と怪しげなコンピューターゲームにハマっていく主人公。さて、その奇書は実在するのか、どこにあるのか、そしてその中身は?…というわけで、悪くはないし、まあ、面白いんだけど、出だしのテンポが遅...

中世の奇書を探索するミステリー。コーデックスとは、「本」の意だそう。実在を疑問視されている奇書と怪しげなコンピューターゲームにハマっていく主人公。さて、その奇書は実在するのか、どこにあるのか、そしてその中身は?…というわけで、悪くはないし、まあ、面白いんだけど、出だしのテンポが遅くて、全般に地味(笑)。楽しめるかどーかは、かなり分かれそう。

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2009/10/04

隠された暗号や謎を解く知力よりも、強引な設定や矛盾を許容するための忍耐力が必要な一冊。公爵家の夫婦喧嘩に巻き込まれ、翻弄されるエリート銀行員がひたすら憐れ……。ただし、幻の奇書『キムメリア人の国への航海』のあらすじは興味深く、実在するのであれば読んでみたいと思いました。 (200...

隠された暗号や謎を解く知力よりも、強引な設定や矛盾を許容するための忍耐力が必要な一冊。公爵家の夫婦喧嘩に巻き込まれ、翻弄されるエリート銀行員がひたすら憐れ……。ただし、幻の奇書『キムメリア人の国への航海』のあらすじは興味深く、実在するのであれば読んでみたいと思いました。 (2006.6.4 読了)

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2009/10/04

面白かった。私にとっての「ミステリ」ではなかったが、それでも大変面白く読めた。謎の提示も無きに等しいし、話自体にスピード感があるわけでもないのだが、ここまで興味深く読めたのは、やはり本にまつわる話だからだろう。私はミステリ以上に、本そのものが好きなんだなあと実感させられた。『航海...

面白かった。私にとっての「ミステリ」ではなかったが、それでも大変面白く読めた。謎の提示も無きに等しいし、話自体にスピード感があるわけでもないのだが、ここまで興味深く読めたのは、やはり本にまつわる話だからだろう。私はミステリ以上に、本そのものが好きなんだなあと実感させられた。『航海』探しに並行して、主人公はあるゲームに熱中していくが、『航海』の内容とこのゲームは視覚でイメージしやすいため、筋道から逸れる展開でも違和感なく読むことが出来た。『航海』の話は、惹きつけられる要素が多くインパクトも強い。それが明らかになった直後から、主人公と同じく、ますます本探しに夢中になった。しかし、クライマックスを過ぎた瞬間から一気にスローダウンする。それまでの違和感や不満が本の間からじわじわと滲み出るようで、その後の読書はつまらなく退屈なものとなってしまった。中途半端なラストへ向かってただ何となく間を繋いでるだけのようだった。ラストのことは考える気にもなれない。結局、作者は何を言いたかったのだろう。これだけ温度差を感じた作品も珍しい。

Posted byブクログ

2009/10/04

休暇中に取引先の英国貴族の依頼でとある中世の写本(codex)を探すことになったエリート銀行員。はたしてその本は本当にあるのか?という筋のミステリ。

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