太陽の塔 の商品レビュー
ほとばしる男汁!妄想…
ほとばしる男汁!妄想に次ぐ妄想!ゴキブリキューブ!打倒クリスマス!いやあ、大変面白い失恋ストーカー小説でした。ダメすぎる男達が全く憎めない、むしろ激しい共感を覚えるのは、自分ももてないからでしょうか・・・。苦い青春を過ごしたあなたは必読です。
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京都を舞台にした妄想…
京都を舞台にした妄想失恋疾走小説。疾走しているのは妄想。そして京大生が主人公なのでめくるめくガチガチに理論武装された恋心…。おかしい!おもしろい!くるってる!!すべて誉め言葉です。
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古風で仰々しい文体が…
古風で仰々しい文体が、発想の面白さを引き立てていて、内田百閒や町田康に通じるものがあるなと思いました。
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立派なストーカー行為…
立派なストーカー行為だが、主人公である私のなかでは明確な線引きがあり、自分は研究者であるという。妄想男が京の街を暴走するファンタジィ。
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ファンタジーという枠…
ファンタジーという枠で考えるならば、「夜は短し歩けよ乙女」の方が断然勝っています(当たり前)が、「ファンタジー=妄想」という方程式を基にすると、この作品の方が遥かに上です。これはまさに妄想小説だと言えるでしょう。全体的には面白かったです。猛烈な妄想という世界も含めて、男同士のネチ...
ファンタジーという枠で考えるならば、「夜は短し歩けよ乙女」の方が断然勝っています(当たり前)が、「ファンタジー=妄想」という方程式を基にすると、この作品の方が遥かに上です。これはまさに妄想小説だと言えるでしょう。全体的には面白かったです。猛烈な妄想という世界も含めて、男同士のネチネチした喧嘩的やりとりとか、言い合いとか、クリスマスを逆恨みして決起するとか、等々。一つ一つのエピソードはとても良かったです。デビュー作で、このインパクトは凄いです。
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妄想満開(笑)。 悪…
妄想満開(笑)。 悪くないけど、作者の妄想の世界を歩かされたって感じ。結局どこまでが妄想でどこまでがリアルなのかは明確にされてないので、全部が妄想だと思う方が楽しめる。しかし京大生(男子)のイメージがこれで固まっても困るでしょうね……。
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おもしろい~!
第15回『日本ファンタジーノベル大賞』受賞作。 頬をひくつかせ「不覚にも笑ってしまう」類の面白さ満載。水尾さん研究、Gキューブ(!)、太陽の塔。デビュー作からこうだったのか……と、ファンも納得の逸品です。
abtm
この本に興味があって購入して直ぐに読み始めた。作者の京大時代の日記だと思った。難しい言葉使いやくどい言い方がどうかな?と思う反面、面白く読ませてもらった。 タイトルは、後半「ええじゃないか」の方がいいかもと思ったが、最後まで読むとやはり「太陽の塔」だと思った。 なぜなら、彼女に対...
この本に興味があって購入して直ぐに読み始めた。作者の京大時代の日記だと思った。難しい言葉使いやくどい言い方がどうかな?と思う反面、面白く読ませてもらった。 タイトルは、後半「ええじゃないか」の方がいいかもと思ったが、最後まで読むとやはり「太陽の塔」だと思った。 なぜなら、彼女に対する主人公の心の思いが太陽の塔になぞらえてたからだ。
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自分も間違っていると自覚しながらも直し方がわからない。言い訳と詭弁ばかりが上手くなる。だからこそ尊くて心配になる。関わりたくないけど愛おしいという矛盾をありがとう。
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振られた男子大学生の冬の独白的な物語。あらすじは一言で表すことのできるくらいさっぱりしているが、森見登美彦ならではの言葉遣い、心情の表現方法、ワクワクするファンタジー加減で愛おしいと感じる物語だった。
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