税制改正五十年 の商品レビュー

水野勝【著】

2014/07/14

全部で７００ページを越える大作なので、読むのには時間がかかりました。昭和４０年代～小泉内閣までの税制の変遷をたどったものです。
ポイントはその変遷を外側ではなくて、法律を作成する内部側からみたというところです。
現在、消費税改正がすすんでいて、軽減税率という話もでているので、そもそもの消費税の成立の事情とかから読もうと思ったのが始まりですが、税金は政治マターによるところが大きいのだなあ。と思わざるを得ない場面が多々ありました。かなりオブラートに包んでいたと思いますが、無念な部分も多々あったのかな。とも思います。