世間のドクダミ の商品レビュー
事なかれ主義の人には合わない作品だろうなあ。 著者の怒りのボルテージが上がりすぎてて、疲れた箇所もあったけど、 自分も似たようなプリプリするところがあるから共感もまあまあ出来た。 意地が悪いので直接文句を言うことはあまりない、と書いてあったが、是非直接怒りをぶつけて世の中を正...
事なかれ主義の人には合わない作品だろうなあ。 著者の怒りのボルテージが上がりすぎてて、疲れた箇所もあったけど、 自分も似たようなプリプリするところがあるから共感もまあまあ出来た。 意地が悪いので直接文句を言うことはあまりない、と書いてあったが、是非直接怒りをぶつけて世の中を正していっていただきたいと思った。 逆ギレされて刺されたりしかねないのが今の日本の怖いところ。 でも、正義感ある人って私は好きだ。
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エッセイだった。沢山いろいろ、細かいことにすごく怒ってる!! そこが笑えて面白いと思った。でもちょっと怒りすぎ。
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また一人心の内を思い切りよくさらけ出す作家を見つけました。 群ようこさん。 一人の平凡な女性としての観点で 日常生活から政治経済、下着の話と、 幅広い分野でのエッセイでした。 『自分の尻は自分で…』『腹が立つ』『イモを洗うサル』などでは、 私が日頃思っていてもなかなか表現でき...
また一人心の内を思い切りよくさらけ出す作家を見つけました。 群ようこさん。 一人の平凡な女性としての観点で 日常生活から政治経済、下着の話と、 幅広い分野でのエッセイでした。 『自分の尻は自分で…』『腹が立つ』『イモを洗うサル』などでは、 私が日頃思っていてもなかなか表現できないことを サラリとした口調でのべていらっしゃます。 同感する部分が多く、読んでいても心地よかったです。 辛口エッセイはこうでなくては…。 タイトルもなかなかいい。世間のドクダミ・・・ 捉え方もいろいろあるだろうけれど、 胸の内の毒を吐き出して、すっきりした感じの一冊と思える。
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群さんのエッセイ。キョーレツに毒吐いており、痛快です。取扱説明書を読まないの巻では、私もブンブンと頭を振って頷いてしまった。ダメなものはダメ、良い物は良い、という群さんの考えがスキです。
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群さんて、友達になりたいタイプなのかどうなのか…なんてことを この人のエッセイを読むといつも思う。
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昔から好きで久々エッセイ読んだけど、笑いより怒りが多くてなかなかのオバちゃんになってる印象。 読みやすさは変わらないけど。 モモヨのことが書いてあってちょっと嬉しかった。
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内容(「MARC」データベースより) 30歳で会社を辞めて物書きになり、はや20年。最近眼ざわりなことや腹立つことがやけに多いし、世間は冷たい。怒りと静観の可笑しなエッセイ。『ちくま』連載「違和感のひび」を単行本化。
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群ようこさんのエッセイです。 「れんげ荘」「ミサコ、三十八歳」を読みましたが、その背景のようなものが分かります。 群ようこさんの実体験が小説に反映しているようです。 電子レンジ、出会い系サイト、年金、インターネット、少子化、若者の感覚、挨拶などについて取りあげています。 ...
群ようこさんのエッセイです。 「れんげ荘」「ミサコ、三十八歳」を読みましたが、その背景のようなものが分かります。 群ようこさんの実体験が小説に反映しているようです。 電子レンジ、出会い系サイト、年金、インターネット、少子化、若者の感覚、挨拶などについて取りあげています。 「楽しいから本を読む」という章が面白かったです。 群さんは「先生に本を読む習慣がない」と言っていますが、わたしの周りでは先生たちは結構本を読んでいるように思います。 「朝の読書」の効果の一つとして職員も本を読むようになるということもあるのかもしれません。 群さんの学校時代には先生たちから本の紹介をしてもらったと言います。 尊敬している先生が紹介する本は読むことになる可能性があります。 わたしも好感を持っているマイミクさんの薦めた本は読んでみたいと思い、読んでいます。 「本が高い」と言う人は携帯電話にはお金をかけても本にお金をかけないと群さんは言います。 携帯の値段が月一万円なら一万円くらいは本を買いたいものです。
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どれもこれも思わず賛同してしまうような意見ばかり。日頃おかしいと思っていることに対してずばっと書いてあるので、読んでいてすかっとします。
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久しぶりに群さんのエッセイを読んだけれど、怒ってるなぁ。昔は、もうちょっと笑いの要素みたいなのがあったんだけど、あまりにプリプリしていて(共感もできるけど)、読み終わった後疲れてしまった。あの新聞のコラム“おばさんの逆襲”みたいだ。
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