組込みソフトエンジニアを極める の商品レビュー
オブラブ夏イベント2006の懇親会でゲットした本。ゲットしてちょうど1ヶ月で読了。 手に入ったので何気なく読み始めたのですけれど、なかなかいい本でした。 特に PCアプリ屋さんが長い私のような人には、組込みの世界のことを知るのにちょうど良かったように思います。
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主張は至極真っ当。特に、ソフトウエアエンジニアはマーケティングやカスタマー・サティスファクションといった市場に関することにまで気を配るべきであるという主張は他の本にはない力強さを感じる。ただし、この本の主張ポイントを実践できた程度でソフトウエアエンジニアを極められるのであれば、私...
主張は至極真っ当。特に、ソフトウエアエンジニアはマーケティングやカスタマー・サティスファクションといった市場に関することにまで気を配るべきであるという主張は他の本にはない力強さを感じる。ただし、この本の主張ポイントを実践できた程度でソフトウエアエンジニアを極められるのであれば、私は100回くらい極まっています。ピヨピヨ君たちにはお勧め。
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著者の酒井由夫さんの出版物があるということで読みました。 組み込みソフト開発の心構えや具体的な対策が極めて丁寧にかかれた本です。一部対話形式で進みますが、比率をもっと高めても良かったかも。自分が組み込みソフト開発のエンジニアだったころに読んで実践したかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
組込みソフトを極めるための出発点としてよい本である。 組み込む対象の現物によって、要求が違うため、現場へ行って議論する必要がある。 それを演出したいという意図はわかるので、出発点とするにはよい本であると思う。 例えば、「ハードウェアが変わってもアプリケーションソフトウェアは変更しないで済むようにしたい」という記述がある。 ”ハードウェアが変わっても、ソフトウェアを変更することによって、他のハードウェアを変更しないように済むようにしたい”という要望が、組込みソフトに求められる要望ではないだろうか。 アプリケーションソフトウェアだけでなく、アプリケーションハードウェアを変更しないで済むような、ソフトウェアが求められる場合もないだろうか。 「CPUの創り方」という本を紹介しているのは、基礎から勉強しろという教訓としてよくわかる。 記法としてのUMLの役割が重要であることは現場にいればよくわかる。 しかし、オブジェクト指向は、現物によって異なるのではないだろうか。サブジェクト思考の方がよい場合はないだろうか?
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組込み技術者として何を考え何を勉強しどうあるべきか、 プロフェッショナルであるために意識すべき内容が書かれていました。 著者の発言を気づきとしています。 http://embeddedsoftwaremanufactory.blogspot.com/
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組込みソフトの需要が拡大するなかで、これまでの手法では対応が難しくなる。これからとるべき指針が書かれている。
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最下層のマイコンの知識から上層の対顧客用の内容まで書かれている。例題として挙げられているレジスターの組み込みソフトウェア開発も組み込みの世界では割とポピュラーな内容を使用して書かれているため判りやすい。
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