京大式フィールドワーク入門 の商品レビュー
フィールドワーク2.0佐藤知久京都文教大学文化人類学ブックレットNo.8を読んだのだが、検索で出てこなかった。 新しいフィールドワーク全体の見通しというよりは、人類学が、社会学と異なって、今後どのようにフィールドワークを行なえばよいか、について指摘した冊子である。 人類学に興...
フィールドワーク2.0佐藤知久京都文教大学文化人類学ブックレットNo.8を読んだのだが、検索で出てこなかった。 新しいフィールドワーク全体の見通しというよりは、人類学が、社会学と異なって、今後どのようにフィールドワークを行なえばよいか、について指摘した冊子である。 人類学に興味がある人は読んでみるのも面白いと思われる。
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「フィールドワーク入門」というタイトルではあるが、フィールドワークの手法ではなく、フィールドワークでの問題設定、フィールドワークからの知識抽出をどう行うかということについて、実際の論文を題材に議論している。いわゆるHow to本としてではなく、「事例研究」としてフィールドワークを...
「フィールドワーク入門」というタイトルではあるが、フィールドワークの手法ではなく、フィールドワークでの問題設定、フィールドワークからの知識抽出をどう行うかということについて、実際の論文を題材に議論している。いわゆるHow to本としてではなく、「事例研究」としてフィールドワークを計画する際に考える材料のつもりで読むと参考になると思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
いま、なぜフィールドワークなのかが分からなかった。 なぜ、社会調査法と呼ばないのかもわからなかった。 本書でも、 問いをたてる ことを述べているが、「調査する私」に対する問いが立ててないのではないか。 「仮説を検証する」ことの重要性を述べているが、本書自身の仮説が明確ではないかもしれない。 ノウハウとしては、 フィールドでインタビューする 分野を超えて考える サーベイ型調査 事例研究 一般的なモデルの構築に向けて など参考になる。 「ブレークスルーの起きるとき」というコラムは共感がもてた。 偶然か、具体化していることによってか興味深かった。
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